ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ことみです!最近、ニュースを見ていて驚くことがありました。9月14日に京アニ裁判の6回目の公判が開かれた時のことです。青葉被告が初めての検察側からの被告人質問に対し、過去の大事件は「『たにんごと』に思えなかった」と話したのです。この発言には、多くの人が驚きを隠せなかったことでしょう。
検察官から「なぜガソリンを使ったのか」と聞かれた青葉被告は、2001年に青森県で起きた武富士・放火殺人事件を参考にしたことを明かしました。彼は以前、消費者金融でガソリンをまいて気化させ、爆発させる事件があり、その影響を受けたとのことです。さらに、彼は2008年の秋葉原の無差別殺傷事件の元死刑囚についても言及しました。「仕事を転々としたり、郵便局をクビになったりしたことに共感や類似点を感じた。『たにんごと』に思えなかった」と述べました。
この発言には、私も驚きました。一人の人間が他の大事件と関連づけて考えてしまうということは、どのような心境なのでしょうか。彼は、事件への共感や類似点を感じたからこそ、自らの犯行に踏み切ったのかもしれません。しかし、それにしても、他の人には理解できない思考の持ち主なのかもしれません。
検察官からは「ためらいはなかったか」と尋ねられた青葉被告は、「自分のような悪党でも小さな良心がある。でも、これまでの暗い半生を考えて、やっぱりここまで来たらやろうと思った」と答えました。彼なりの道徳観や考え方があったのかもしれませんが、それが一般の人々とは全く異なるものだったのでしょう。
この事件を見ると、人間の心の闇や複雑さを感じざるを得ません。普段、私たちは他の人の行動や考え方を理解することは難しいかもしれませんが、それでも、時には違った視点から物事を考えることも必要かもしれません。