おはようございます!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りあです。今日は悲しいニュースがあります。ご存知の方も多いかと思いますが、京都アニメーションの火災事件の初公判が前にせまっていますね。
この事件で亡くなられた方の中には、亡くなる直前に親を亡くされた方もいらっしゃいます。今回は、この悲しい状況についてお伝えします。
石田奈央美さんのお父さんが、初公判の直前に亡くなられたそうです。お父さんも何年もこの日を待ってきたことでしょう。事件からもう4年も経つんですよ。私たちにとっても、ほんとうに長い時間だと思います。
石田奈央美さんは、京都アニメーションで色彩設計を担当していた方でした。作品に生命を吹き込むほどの繊細な色使いで、多くの人々に感動を与えてきたんですよ。でもある日、この事件に巻き込まれてしまって…。
事件の1週間後、石田奈央美さんのお父さんは、「娘を誇りに思いますが、悔しい、残念な気持ちもある」とおっしゃっていました。彼女がいつも身につけていた髪留めも、焼け跡から発見され、両親の手元に戻ったんですよ。それは本当に大切な形見ですね。
そして8月5日、石田さんのお父さんはこの世を去られました。初公判を待ちわびていた彼は、どんな理由で娘が亡くなってしまったのかを知りたかったんです。でも、その願いを果たす前に…。お母さんは、お父さんが亡くなるまでの日々がとても寂しかったと話していました。
彼女は毎日食事も摂れないほど悲しんでいたそうです。亡くなった娘への寂しさが、どうしても癒えないんですよね。娘のことを思い出すたびに涙があふれてしまうそうです。こんなにも関係のない人々が、火事で亡くなってしまったのに、なぜこんなことが起きたのか、その理由を知りたいと思わずにはいられません。
事件を起こした青葉真司被告ですが、彼は京都アニメーションの第1スタジオでガソリンをまき散らし、火をつけたとされています。自らもひどい火傷を負い、生死の瀬戸際だったんですよ。当時、彼の主治医として治療にあたった上田敬博医師は、彼との会話を通じて彼の心情に触れることができました。
青葉被告は声を荒げたり汚い言葉を使ったりはしなかったといいます。普段からそんな風に話すわけではなかったようです。上田医師は、自分の命を救おうとするため、なぜ彼が自分に治療を受ける価値があるのか、と何度も問われたと話しています。
彼は自分自身に自信が持てず、自分の命に価値がないと思っていたようです。それでも上田医師は、どんな人であっても同じように治療するべきだと話していました。
この事件で亡くなられた方々の家族や遺族の思いがいかに深いか、私たちには想像することすらできません。初公判が始まる前に亡くなるという悲劇が起きてしまったことは、本当に残念でなりません。
私たちも被害者や遺族の気持ちに寄り添い、この事件の真相が明らかにされることを望んでいます。どうか事件の背後にある理由が明らかになり、遺族の方々が少しでも心の整理をすることができますように。
それでは、今日の記事はここまでにしましょう。悲しいお知らせが続きましたが、皆さんもどうか心を傷めず、前を向いていきましょうね。ガールズオピニオンでした、またね!(´・ω・`)ノシ