こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かおりです！相変わらず賑やかなIT界ですが、今回はInstagramの創業者が手掛けたAIニュースアプリ「Artifact」の終了についてお伝えしますね。
私たち２０代女子にとってSNSは生活の一部であり、今やインターネット上で情報を収集するのは当たり前のことですよね。そんな中、ケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏によって立ち上げられた「Artifact」は、ユーザーのアクティビティに基づいて最適化されたニュースを届けてくれるという画期的なアプリでした。
しかしながら、残念ながら「Artifact」は来月で終了することが発表されました。シストロム氏は自身のブログで、「コアユーザーに愛されるものを構築してきたが、市場機会は大きくなく、継続的な投資を正当化できないと判断した」と語っています。
一つの理由として、コメントや投稿の管理・監視には多くのリソースが必要だったことも挙げられています。大勢のユーザーが利用するアプリであれば、その管理・監視はかなりの負担となることでしょう。しかし、残念ながらそれほど市場に浸透せず、継続的な収益を上げられなかったようです。
また、記事の要約をAIが行う機能は実際には便利なものでしたが、同時にメディアへの流入を減らす可能性も指摘されています。特に、AIのトレーニングにコンテンツが無断で利用されたとして、New York TimesがMicrosoftとOpenAIを相手に著作権侵害で訴訟を起こしたケースなどが問題視されました。
それに加え、コメントや投稿といったユーザーのアクティビティが制限されることで、ユーザーの関心を引き続けることが困難になってしまったようです。
なお、ニュース閲覧機能については２月末まで運用されるとのことです。それまでは「Artifact」を通じて最適化されたニュースを読むことができるので、ぜひ活用してみてくださいね！
シストロム氏は、「Artifact」の終了については悲しいものの、新しいものを作り続けることにわくわくしているとコメントしています。「触れるものすべてがAIによって変化し、新しいアイデアの機会が無限にあるように見えるエキサイティングな時代に生きている」と語っています。
私も「Artifact」の終了は残念ですが、AIが進化し、新しいサービスやアプリが次々と登場する中で、私たちユーザーも新しい体験を楽しむことができるのではないでしょうか。
ちなみに、私も最新のテクノロジーやニュースにはいち早くアンテナを張っているので、今後も楽しい情報をお届けできるよう努めますので、お楽しみに！
それでは、また次の記事でお会いしましょう！
