ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりこです!先日、第36回東京国際映画祭で上映された映画「かぞく」について、キャスティング理由が澤寛監督によって語られました。私たちも気になるところですよね!さっそく詳しく見ていきましょう!
この映画は伝説の漫画家・土田世紀さんの未完同名作品を実写映画化したもので、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介が主演を務めています。彼らの俳優としての魅力はもちろん、なぜこのキャストが選ばれたのか、澤監督が明かしてくれましたよ!
まず、澤監督は自身の生い立ちや経験を取り入れつつ、原作のエピソードを映画化しようと思った理由について語りました。「自分がどうしてこういった感性で生きているのかを考えたときに、自分の家族や生い立ち、環境が重要な要因だと思いました。家族についての映画を作ろうと思うなかで、もともと持っていた原作を再発見して。土田世紀さんの漫画のコマにある余韻が、映画的な表現に昇華できると思いました」とのこと。監督自身の感性と共感する部分があったため、原作を映画化することを決意したそうです。
それでは、なぜ彼らの俳優がキャスティングされたのか、具体的な理由を見ていきましょう!
まず、吉沢亮について澤監督は「息子という存在を描く中で、特定の誰かということではなくて、息子という表現をするのに必要な存在でした」と説明しました。息子という役柄を演じるためには、特定の人物ではなく存在感のある俳優が必要だったのですね。
また、小栗旬についても澤監督は「一人で車の中で父の中に生まれた葛藤や感情を表現する一人芝居をしています。父というのを表現するにあたって、私が小栗さんという俳優にどうしても演じてほしかった役の一つです」と語りました。小栗さんの演技力と表現力は、この役にぴったりだったのでしょう。
さらに、阿部進之介に関しては「母からの一言に対してそれを受けるシーンがあるのですが、阿部さんにならそれを演じることができるという思いがあった」とのこと。彼がそのシーンでしっかりと役を演じることができるだろうという信頼があったんですね。
最後に、永瀬正敏については「原作に描かれている設定より抽象的な男性像の必要性を感じていたので、永瀬さんに演じてほしかったです」と説明されました。永瀬さんの演技力と存在感が、この映画における役柄に必要不可欠だったのです。
いずれの俳優も、役柄にぴったりの存在感と演技力を持っていたため、キャスティングされたのですね!澤監督は「実際に目で芝居を見たことがある」という実演での印象を重視してキャスティングしたそうです。彼らが監督の期待に応える演技を見せてくれると期待できますね!
映画「かぞく」は11月3日から公開されます。ぜひこの機会に劇場で観てみてくださいね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりこでした!