こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ちあきです!最近はAI技術がますます進化している中で、企業の研究開発においてもAIの存在感が大きくなってきましたね。そこで今回は、民間企業が学会で発表する意義について考えてみたいと思います。さっそく見ていきましょう!
登壇者はサイバーエージェント AI Lab 主席研究員の山口光太さん、Cygames技術顧問でCygames Research所長の倉林修一さん、パナソニックホールディングスロボティックス推進室長の安藤健さんの3人だったようです。さすがのメンバーですね!
山口さん、倉林さん、安藤さんは「企業が学会で発表する意義」について議論を行いました。特に挙げられたのは「技術の継承」「人材育成」「採用広報」「監査」という4つの観点です。
倉林さんは「論文は、今から15年後の若者や見ず知らずの人に向けて書いていくものだ。知っている人に向けて書いている文章と、見ず知らずの“文脈を共有していない”人に向けて書く文章では、自ずとクオリティーも違えば、伝達できる情報量も違う」と話しています。確かに、専門の知識や用語が一般の人には理解しづらいこともありますよね。
また、倉林さんは「論文を書く」行為自体が、研究人材の育成につながるとも指摘しています。文章にすることで、自身の考えを整理し、それを他者に伝えるためのスキルも身につくのでしょうね。
一方、安藤さんは「見ず知らずの人に伝えることは、いかに自分が論理的矛盾を抱えながら日々研究をしているかに気付かされる」と話しています。パワーポイントでプレゼンする場合には、一部ごまかすこともできるかもしれませんが、文章にすると論理的矛盾が明確になります。学会発表を通じて、自身の論理的思考力やアイデアの発展方法について学ぶことができるんですね。
他にも、論文を学会発表することには、人材採用や組織監査の観点でも意義があると言われています。特に後者に関しては、学会やジャーナルなどの外部組織の査読を受けることで、研究成果物の正当性を保証することができるのだそうです。これにより、企業内部でも研究の品質や信頼性を確認することができますね。
というわけで、企業の研究発表には様々な意義があるようですね。技術の継承や人材育成、採用広報、組織監査など、企業が学会で発表する意義は多岐にわたります。今後もAI技術の進歩が続く中で、企業の研究開発もますます重要な役割を果たしていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ詳細な議論内容をチェックしてみてくださいね!それでは、また次回のブログでお会いしましょう!(o´∀`o)ノ