こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あいです!今日はビジネスの話題をお届けします。8月3日には伊藤忠商事が伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の買収、そして8月14日には大建工業へのTOB(株式公開買い付け)を発表しました。なんでも、伊藤忠商事はグループ会社へのM&A(合併・買収)を積極的に進めているんだって。では、なぜ身内を買収することにしたのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう!
伊藤忠商事の石井敬太社長は、8月2日に行われた会見で、CTC買収の意義について説明しました。CTCは伊藤忠の連結子会社であり、伊藤忠のIT部門を支えてきた中核企業です。しかし、最近では異業種の大手コンサルティング企業や広告大手が、デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援事業に力を入れているそうです。DX支援には、変革に向けた戦略策定、システム構築、デジタル実装などが必要で、競争が激化しています。
伊藤忠商事はこの厳しい競争環境で生き残るため、CTCを非上場化し、上場会社間の利益相反をなくし、グループ間の連携を強化することを目指しているんです。そして、8月10日には大建工業へのTOBも発表されました。国内の住宅建築市場が縮小傾向にある中、伊藤忠はグループの力を生かした収益力強化が必要だと感じているそうです。
これまで伊藤忠商事は、ファミリーマートやほけんの窓口グループ、ヤナセ、ポケットカードなど、様々な分野の企業を買収してきました。この買い増し戦略には、リスクの抑制というメリットがあります。過去には投資先が失敗し、大きな損失を被った経験がある伊藤忠商事ですが、グループ会社の買収では将来性を分析しやすく、業績の伸長を見込むことができるのだそうです。
伊藤忠商事や他の企業が身内を買収する理由は様々ですが、今回の動きは、競争が激化する中で生き残るための一つの戦略であると言えます。これからも目が離せない動きが続くかもしれませんね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あいでした!