ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あゆみです。
皆さん、お久しぶりです!寒い冬がやってきて、クリスマスの準備が進んでいますね。今日は、社会における重要なテーマについてお話ししたいと思います。
皆さんは、大阪・北新地の放火殺人事件をご存知ですか?あれからもうすぐ2年が経とうとしていますが、被害者の方々の心情はまだ癒えていないようです。
夫を亡くしたある女性がインタビューに答えています。「この2年で子どもは成長し、言葉も巧みになりました。でも、夫と一緒にその成長を見られなかったことに悲しさや寂しさを感じています」と。子どもの成長を見守れなかったという絶望的な心情、私が聞いているだけでも胸が詰まる思いです。
この女性が疑問を投げかけているのは、「犯罪被害者等給付金」という国からの支給制度についてです。この制度は被害者やその家族に一定の経済的な補償を行うものであり、被害にあった当時の収入に基づいて給付金の額が決められます。
しかし、この女性の夫は当時、職を離れてリワークプログラムに通っていました。ですが、給付金の窓口では無職と一括りにされ、夫の尊厳や努力、未来への希望が無視されてしまったような気持ちにさせられたと話しています。
この制度は被害者の立場に立ってきちんと見直すべきだと私は思います。もちろん、支給される給付金は被害者やその家族の生活を一時的にでも支えるために必要なものです。しかし、その制度が被害者や家族それぞれの状況を十分に考慮しているか、疑問が残る部分もあります。
この女性は支援団体と共に給付金の算定基準の見直しや引き上げを求めていくとしています。被害者に寄り添い、彼らの意見や声を真剣に受け止めることが必要です。それによって、同じような悲劇を経験する人々への対応策も改善していけるでしょう。
私たちもこのような社会的な問題に対して関心を持ち、声を上げることが大切です。被害者やその家族、そして将来の被害を防ぐために、私たち一人ひとりが行動を起こすことが、より良い社会を築く第一歩となるのです。
今日は少し重いテーマでしたが、次回はもっと明るい話題をお届けしますね。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
カテゴリ:社会