皆さんこんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はなです。今日は、台湾で注目すべきニュースが入ってきましたよ!台湾の立法委員が「暗号資産(仮想通貨)管理法案」を提出したそうです。この法案は、暗号資産業界を適切に監督し、顧客の利益を保護するためのものなんだとか。
これまでも暗号資産に関する規制措置はありましたが、それでも台湾の暗号資産業界は急速に発展しており、規制機関が追いついていないという指摘がありました。そのため、今回の法案が提出されたんですね。
この法案では、暗号資産サービスプロバイダー(VASP)へのライセンス申請が義務付けられるほか、顧客資産の管理や内部統制、監査の確立が提案されています。ライセンスなしでVASPを運営した場合には、200万台湾ドルから2000万台湾ドルの罰金が科されるとのこと。また、既に営業している暗号資産企業は、法案施行後の6ヶ月以内にライセンスを取得しなければならないそうです。
顧客資産の分別管理については、顧客資産と事業資金の分離を義務付けるとされていますが、第三者のカストディアンの利用は明確に義務付けられていないようです。
さらに、取引所の運営者は年次報告書を所轄官庁へ提出することが定められています。また、規制当局は定期的に内部統制や監査システムを検査することが義務付けられています。
この法案には、準備金の証明についても触れられています。資産比率の基準は規制当局と業界が協議し、VASPはそれを遵守することが期待されています。
一方、広告マーケティング活動については、「適任機関」がルールを決定する予定とのことです。
台湾の規制当局である金融監督委員会(FSC)は9月に自主規制ガイドラインを発表しました。このガイドラインは台湾VASP協会の設立とともに発表されたもので、VASPが自主監督を行うための指針となっています。
この法案提出を行った議員たちは、規制が追いついていない現状を受け、暗号資産市場の可能性を見据え、事業者の監督と顧客保護を目的として法案を起草したそうです。
これから法案が審議に進む過程で変更が加えられる可能性もあるかもしれませんが、台湾の暗号資産業界にとっては重要な一歩となるでしょう。今後の動向に注目ですね!それではまた次回のブログでお会いしましょう♪