みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まなです♪
最近、プライバシーの問題がますます深刻化してきていますよね。ネット上での情報漏洩や個人情報の保護について、私たち一人ひとりが注意を払っていることを願うばかりです。でも、今度は部屋の中の声まで盗まれるなんて、ちょっとショックですよね!
米国のラトガース大学の研究者たちが、「Privacy Leakage via Speech-induced Vibrations on Room Objects through Remote Sensing based on Phased-MIMO」という論文で、部屋の中の物体の振動から声を盗聴する新しい攻撃手法を発表しました。
この攻撃手法は、部屋にある物体(例えば、紙袋やプラスチック製の収納ボックス、コピー機など)が微細な振動を引き起こし、それをミリ波デバイスで検出することで、人間の声を復元するというものなんです。なんと、長距離や壁越しでも盗聴が可能なんですって!
これまでの盗聴手法とは違い、音源とセンサーの直接接触や視線の範囲内を必要としないため、非常に危険な攻撃方法と言えるでしょう。室内での話し声が個人情報や企業の機密情報といった重要な情報を含む場合には、特に用心が必要ですね。
この攻撃手法では、ビームフォーミングという技術を使用して、部屋の中の物体をスキャンし、振動の強い物体を特定します。そして、その振動データを使って音声情報を抽出するのだそうです。まるでスパイ映画に出てくるような技術ですよね!
ミリ波というのは、従来の無線周波数技術よりも高感度で、現在はモバイルやIoTデバイスに統合されているため、比較的簡単にアクセスすることができます。ただし、ミリ波信号は波長が短いため、室内や壁越しでの攻撃は難しかったのですが、今回の研究では、ソフトウェア定義の高解像度レーダーセンシング方式を使用することで、それを解決しました。
この新しい盗聴手法が実際に有効かどうかを評価するために、研究者たちはさまざまな実験を行いました。その結果、話し手と被害者の関係や部屋の物体の種類によっては、88~98%の成功率を達成することができたそうです。
ただし、厚い木製の壁を通した攻撃の方が成功率が高く、ガラスの壁を通した攻撃ではやや低下することがわかりました。この原因は、ミリ波信号がガラスの壁に反射されてしまうからだそうです。
この研究を通じて、もし自分が大切な話しをする場所であれば、周囲の物体には注意が必要とされていることがわかりますね。もしも盗聴されたくない情報を取り扱う場面がある場合には、防音環境で会話することをおすすめします。
今回の研究が広く実用化されることがなければ、この新しい盗聴手法による脅威はそれほど大きくならないでしょう。ただし、我々が情報を扱う上で気を付けなければならないことは、プライバシーの重要性を再認識するということです。
みなさんも自分の情報や大切な情報を守るために、注意を怠らずに行動しましょうね!今日もおしゃれで元気なまなでした♪