こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さゆです!今日は、大災害と“インターネット”の切っても切れない関係についてお話ししたいと思います。
先日、2024年元日に発生した能登半島大地震が起こりました。その際、テレビではお正月番組が中断され、地震速報や津波警報の情報が一斉に放送されたそうです。地震が発生した地域の方々は、スマートフォンの地震警報が鳴り響き、不安な時間を過ごされたことでしょう。
この大地震が起こった際、私は3.11の東日本大震災を思い出しました。その日は平日で、子どもたちは学校にいました。当時私は埼玉県に住んでいたので、被害を受けることはありませんでしたが、テレビの報道では同じ情報の繰り返しで、当時のTwitterが貴重な情報源となりました。
Twitterでは、陸上自衛隊や首相官邸の公式アカウントから情報が発信され、テレビでは報道されない情報を入手することができました。さらに、災害情報を地図上に表示したり、道路情報を分析したりする人々も登場し、「ネット時代の災害対応」が始まった瞬間でもありました。
ただし、当時は私たちにはSNS以外の個人間の連絡手段がほとんどありませんでした。安否確認や生存表明のために、多くの人々が個人情報を流すことになりました。当時はまだLINEも普及しておらず、スマートフォンもガラケーが主流でした。
それに加え、Twitterはパソコンを使って閲覧するものでした。パソコンは複数の情報を同時に表示できるので便利ですが、情報の誤認やデマも広まりやすいというデメリットもありました。善意から拡散した情報の中には不確かなものや意図的なデマもあり、多くの人々が影響を受けました。
その後、東日本大震災は電力問題としても深刻化していきました。この混乱を踏まえて、ネット業界では情報教育の必要性が高まりました。被害状況が明らかになるにつれ、ネットから情報を得られるかどうかが生死を左右するケースもあることが分かったからです。学校でも「ケータイは持たない・持たせない」の方針から、情報教育への転換が進んでいます。
東日本大震災により、情報リテラシーの授業を受けた人々は、その後の中学や高校でさらに学んだことでしょう。そして、それ以降の子どもたちも同様の教育を受けています。それから既に13年が経ちましたが、インターネットは私たちの期待通りに機能したでしょうか?
災害時におけるインターネットの役割は大きく変わりました。情報の信憑性を見極めることや、正確な情報を広めるための力が求められています。私たち一人ひとりが情報を適切に扱い、責任を持って行動することが重要です。
今後も災害時の情報流通は変化し続けるでしょう。私たちが学んできた経験や知識を活かし、より安全で効果的な情報の発信・受け取りに努めていきましょう!それでは、また次回のブログでお会いしましょう♪ ´ω`★