こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りおです！最近、寝不足が記憶に与える影響について面白い研究結果が出ていました。 米ミシガン大学メディカルスクールの研究チームが行った研究によると、睡眠不足が脳の記憶固定化にどのように影響するかを調査した論文が発表されたそうです。
この研究では、ラットを使って実験が行われました。ラットには新しい迷路を探索させた後、十分な睡眠を取らせる自然睡眠グループと睡眠不足状態に置かれたグループに分けられました。そして、海馬で重要な役割を果たす「Sharp-wave ripple」（SWR）と神経活動パターンを比較したところ、睡眠不足グループでは記憶に関連した神経活動パターンの再活性化と再生が阻害されていることが分かったそうです。
特に興味深いのは、自然睡眠グループと比べて睡眠不足グループでは再活性化と再生が大幅に減少あるいは消失していた点です。さらに、回復睡眠を取らせてもその影響は完全には回復しなかったという結果も示されています。
この研究からわかることは、睡眠不足が記憶の固定化プロセスを妨げ、記憶力を低下させる可能性があるということ。つまり、十分な睡眠を確保することは、記憶力を維持するためにとても重要なんですね。
みなさんも、忙しい日々の中で睡眠を削ることなく、しっかりと休息を取るように心がけましょうね！健康な体と心は、豊かな毎日を過ごすための大切な要素ですよ♪
