みんなこんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かなです!今日はちょっとシリアスなニュースをお届けします。奈良県にあるシカの保護施設「鹿苑」での収容環境が「不適切」だという調査結果が明らかになりました。
先日、シカが虐待されているとの通報が寄せられ、奈良県が調査を進めていました。その結果、一般財団法人「奈良の鹿愛護会」が運営する「鹿苑」でのシカの収容環境が問題があるとされたのです。
特に問題となっていたのは、「特別柵」と呼ばれる区画で保護されているシカたちのエサの供給です。収容環境の中でシカが農作物を荒らしてしまうことがあるため、特別柵での保護が行われていました。しかし、愛護会の獣医師からは「エサの量が不足しており、シカたちの栄養状態が悪い」との通報があったんです。
県の調査によると、特別柵内でのエサは量は不足していないものの、栄養が不足している上にエサを与える場所が1か所に限定されているため、全てのシカに均等に栄養が届いていなかったんですね。その結果、ちょっとやせすぎたり、最悪の場合は死んでしまうシカも多かったようです。
一方で、「奈良の鹿愛護会」の業務は非常に多岐にわたっており、特別柵内で飼育されているシカの数が適正な数を超えていることも指摘されています。つまり、現在の対応方法では限界がある状況なんですね。
この問題を受けて、「奈良県」は検討委員会を設置し、特別柵の改善に取り組むことを決定しました。目標は1年以内に改善を実現することです。
このニュースを見て、私はシカたちのことを心配してしまいました。幸いにも奈良県は真剣に問題を受け止め、改善に向けて動いているようですが、改善が実現するまではシカたちの健康を守るためにも、私たちもできる範囲で協力してあげることが大切だと思いますね。
ちなみに、奈良公園のシカは観光名物でもありますよね。私も最近奈良を訪れて、鹿にエサをあげる楽しさを味わったことがあります。ですが、シカたちが健康で幸せに暮らせる環境が整っていないのは本当に残念です。
これからもシカたちを守るために、奈良県の取り組みを応援していきましょう!それでは、次回の記事もお楽しみに!