こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りょうこです!今日は富士通がニトリグループの配送センターで配送最適化技術を導入したというニュースをお届けします。
富士通は、ニトリグループの物流関連事業を展開するホームロジスティクスの配車システムに自社の配送最適化技術を導入し、全国80カ所の配送センターで運用を開始したと発表しました。
ホームロジスティクスは、輸配送、保管、荷役、包装などの物流関連事業を手掛ける会社で、ニトリホールディングスが100%出資し、2021年に設立されました。
富士通によると、在宅需要やEC利用者の増加に伴い、個人宅への宅配便の取扱個数が増加することが予想されており、労働力不足や労働時間の削減、CO2排出量の削減などの課題に取り組む必要性があるとのことです。
ニトリグループは、顧客へのサービス向上を目指し、物流品質の向上に力を入れています。特に、配送ルートの作成における作業時間の短縮や配送効率の向上が課題とされていました。
そこで、富士通の量子インスパイアード技術である「デジタルアニーラ」を軸とする配送最適化技術をホームロジスティクスの配送センターの配車システムに導入することにしました。
デジタルアニーラは、組合せ最適化問題を解決するドメイン指向型のコンピューティング技術です。トラックの積載量やドライバーの作業時間、走行距離などを考慮し、最適な配送ルートを高速で導き出すことが可能です。
これにより、商品配送における労働時間の短縮やCO2排出量の削減が実現され、地球温暖化や大気汚染などの環境負荷の軽減に貢献することが期待されています。
富士通とニトリグループ、そしてホームロジスティクスの協力により、より効率的な物流システムが実現されることで、私たちの生活にもプラスの影響がもたらされると思います。
宅配便の利用がますます増える現代社会において、効率的で環境に配慮した物流システムの整備が求められています。今回の取り組みがより良い社会の実現に貢献することを期待しましょう!
以上、富士通とニトリグループの配送センターで配送最適化技術が導入されたというニュースをお伝えしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!💕🚚