こんにちは、あゆみです!今日は、最近観た映画「Playground 校庭」についておしゃべりしたいと思います✨この映画、単なる子供向けの物語ではなく、凄く深いテーマが含まれていて、観終わった後もずーっと考え続けてしまいました。私たちが普段目にしない学校生活の裏側や、子供たちの複雑な感情について、考えさせられることが多かったです。
まず、映画の中心にいるのは7歳の少女、ノラです。彼女の初登校の日、私たちも一緒に彼女の緊張感を感じ取れると思います。知らない環境に放り込まれて、兄の背中にしがみつく姿。本当に可愛いけど、同時に彼女の不安もめちゃくちゃ伝わってきて、思わず心が痛くなりました。学校って本来は楽しい場所のはずなのに、ノラにとっては全く違ったようで、そんな彼女の孤独感には共感を覚えます。
それに、映画ではノラが教室や校庭でも周りの子たちとどう関わっていくか、成長する様子が描かれています。彼女が同級生たちと仲良くなれない姿を見た時、私自身の小学校時代を思い出してしまったり。友達ができなかった時のあのモヤモヤ感とか。実際には、子供たちの間にはすでに社会の縮図があることに気づかされたりもしました。
また、この映画では周囲の大人たちの反応も印象的でした。ノラは興味を持って近寄ったのに、大人たちは彼女を完全に無視している様子が何度も描かれます。親としての責任感を持っているはずの人たちが、実は自分のことだけを考えていて、ノラの気持ちを本当に理解していない。それがさらに彼女の孤独感を強めているように見えました。自分の周りにもそんな大人ばかりだったら、ちょっと辛いですよね😢
そして、ノラの感情の変化も大きなポイントです。最初は全然他の子たちとコミュニケーションが取れなかった彼女が、少しずつ心を開いていく過程が描かれています。この変化は本当に感動的で、「ああ、やっと友達ができたんだ!」って思わず応援したくなっちゃいました!それに、子供たちの無邪気さや純粋さが、時に辛辣な言葉や行動を取ってしまうこともあって、そういった部分もリアルに描かれています。
映画を観終わった後、私はノラの姿を通じて、多感な時期の子供たちに対する理解を深めなきゃいけないと思いました。今の時代、SNSがあったり、情報が溢れていたりしますが、それでも「孤独」という感情は昔から変わらないんですね。そう考えると、大人たちももっと子供たちの気持ちに寄り添う必要があるなぁとしみじみ感じました。
他にも印象深かったのは、ノラを演じるマヤ・バンダービークちゃんの素晴らしい演技!初めての映画出演とは思えないくらい自然体で、ノラの心の中を見事に表現していました。私もあんな風に演技できたらなぁなんて夢見ちゃって(笑)
最後に、映画の音響面や視覚的表現もおしゃれで、視聴覚的にも楽しむことができました。閉鎖された学校という空間での出来事を、ノラの目線で捉えた映像は、子供の世界の狭さや、周りの冷たさをより強調していて、観る者の心に響きます。
この映画はただの娯楽作品ではなく、今の私たちが考えなければならないことが詰まった作品です。観終わった後、自分自身の周りの人たちとの関係や、コミュニケーションの在り方について考えだすきっかけになるかも。皆さんもぜひ、観てみてくださいね!ノラの成長を一緒に見守りながら、私たちも一緒に考えましょう!じゃあ、またね〜