岸田首相フェイク動画にみる、生成AIとフェイクニュースの関係

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ほのかです!今日は最新のニュースについてお届けしますね♪

先日、日本テレビがフェイク動画が拡散されたことを報道しました。このフェイク動画は人工知能(AI)の生成技術を使用して作成されたものと言われています。生成AIの技術はますます進化しており、その利用方法や注意点について議論が高まっています。

報道によると、フェイク動画は日テレのニュース番組を模した形で投稿され、女性アナウンサーが架空の投資を呼びかける内容や岸田首相が国民に語りかける内容の2種類が拡散されたそうです。日本テレビはこの被害を受け、注意喚起を行いました。また、首相の映像や音声が無断で使用されたことに対して、政府も対策を求める質問を受けるなど、社会的な問題となっています。

報道によれば、フェイク動画の制作には生成AIが使用されたとされていますが、具体的な方法については詳細が明かされていません。ただ、「AIを使用した動画は問題がある」という論調が見受けられます。私はこのような手法に対して懸念を感じます。以前のWinny裁判でも、ツールの使用方法が問題視されましたが、その反省が生かされていないように思えます。

私が注目したのは、フェイク動画には日本テレビの女性アナウンサーの動画と岸田首相の動画の2つがあることです。これらは異なる製作者によって作成され、区別されるべきです。

まず、女性アナウンサーの動画についてですが、報道では「ほぼ本物と同じ動きをしている」と報じられています。ただし、この動画は生成AIではなく、編集技術によって作成されたものだと考えられます。複数の画像を組み合わせることで、うまく合成されたように見えますが、音声とのズレがあるなど、注意深く見ると違和感があります。

一方で、音声部分には生成AIが使用されていると考えられます。おそらく、アナウンサーの声を学習して、別の人物がしゃべった内容をアナウンサーの声に変換しているのでしょう。しかし、映像と音声の一致度は完璧ではありません。口の動きが合わない部分もあり、細かいところまで注意すれば違和感を感じることができます。

さらにややこしいのは、別のフェイク動画にも岸田首相の映像(前述の女性アナウンサーの動画とは別)が使用されていることです。この動画では、首相が口だけ動いている映像が使われています。同映像も音声を変換し合成しているようですが、製作者が特定されているため、この件についてはより深い調査が必要です。

こうしたフェイク動画の問題について報道では詳しく触れられていませんが、生成AIの技術がこれ以上の悪用や誤情報の拡散に繋がらないよう、適切な対策が必要です。AIの発展とともに、エチカルな利用方法や倫理観も重要になってきます。私たち一人ひとりが情報を正しく判断することが求められる時代です。

フェイクニュースの問題はAI技術だけが原因ではありません。私たちが情報を鵜呑みにせず、適切な情報リテラシーを身につけることも大切なのです。また、メディアや政府もより厳格な対策を講じる必要があります。AI技術を活用する上での規制や監視体制の整備が求められています。

最後に、フェイクニュースに騙されないよう、信頼できる情報源を選ぶことが重要です。情報を発信する側と情報を受け取る側、双方が責任を持って行動することで、より健全な情報社会を築いていきましょう!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪(。・ω・。)ノ♡

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