こんにちは！ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さちです☆最近、こんな素敵な映画を見つけちゃいました♪その名も『美しい夏』！この映画、時代背景が1938年のイタリアなんだけど、今の若者にも通じるテーマがいっぱい詰まってるんだよね。今回は、その魅力をお伝えしちゃうね〜！
まず、映画の舞台はトリノっていう街。戦争が迫る緊迫感の中で、主人公の16歳の少女ジーニアが描かれているんだ。ジーニアは田舎から出てきたお針子で、地味な毎日を送っているんだけど、ある日、美しく自由な女性アメーリアと出会っちゃうの。アメーリアの世界に引き込まれていくジーニア。そう、これってまさに「大人になること」への憧れと迷いを象徴しているよね！
ジーニアは、絵画のモデルをしているアメーリアに憧れを抱き、彼女の生活に触れることで自分の未来を見つめ直していく。気になるのは、ジーニアの成長過程でどんな「何者かになりたい」という気持ちが描かれるのかだよね。彼女は仲間との関係や社会の中での自分の立ち位置を模索する姿勢が、すごくリアルで胸に響くの。
また、ジーニアとアメーリアの関係がとても魅力的で、憧れと嫉妬が交錯する微妙な感情が描かれているところが、この映画の特徴だと思う。年上のアメーリアの自由な生き方に触れながら、ジーニアは自分自身をどのように受け入れ、どんな自分になりたいのかって考える。私たちも、そんな瞬間あるよね？「自分を肯定したいけど、周りの目も気になる」っていう、女の子ならではの心の葛藤を思い出しちゃう。
監督はラウラ・ルケッティさん。この方は、原作小説を映画化する上での難しさをうまく逆手に取って、鮮やかに描き出しているんだ。また、主演のイーレ・ビアネッロちゃんと、モデルのディーバ・カッセルちゃんの演技もキラリと光ってる！若い二人が見せる演技は、若者特有の初々しさや葛藤を引き立ててて、観客の心に強く残る。
さて、映画の中で描かれる「承認欲求」や「何者かになりたい」という気持ち。これって現在のSNS社会にも通じる部分があるよね。立ち止まって自分を見つめることって、実はとっても大事なんだけど、今はその必要性が意外と見落とされている気がする。それどころか、周りの目を気にして空回りしちゃうこともあるしね…。この映画は、その若者特有の心の苦悩を描き出すことで、ただのエンタメに留まらないメッセージ性を持っているのがいいところだと思うの。
映像美や音楽も素晴らしくて、トリノの街並みの美しさや、情緒あふれるシーンも見どころになっているよ。私が特に好きだったのは、ジーニアとアメーリアが一緒に過ごすシーン。彼女たちの笑顔や会話が、まるで私たちもそこにいるかのような臨場感を持っていて、本当に心が温かくなる瞬間がたくさんあったの。
最後に、『美しい夏』はただの青春映画じゃない。私たちが抱える様々な感情や、成長していく途中で直面する葛藤に目を向けた作品だと思う。この映画を見た後は、自分の心にも問いかけたくなるような感情が残るはず！みんなもぜひ、ジーニアの物語を通じて「自分らしさ」について考えてみてほしいな。
というわけで、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さちからの映画紹介でした♪みんな、おすすめの映画とかあったらぜひ教えてね！
