みなさんこんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まりあです。
最近、注目すべき映画のニュースが飛び込んできました!ベルリン国際映画祭で何度も受賞し、賞賛され続けている映画「ナチ刑法175条」が3月23日からデジタル・リマスター版で公開されるそうです。
この作品は、かつてドイツで施行されていた刑法175条による同性愛者への差別と、その中でもナチ支配下での男性同性愛者の弾圧を描いたドキュメンタリー映画なんですって!なんとも心揺さぶられるテーマですよね。
映画には、6人のゲイと1人のレズビアンが自らの体験を通じて証言します。同性愛者である彼らが、なぜ弾圧され、収容所に送られたのか、その背景を知ることができるでしょう。そして驚くことに、この法律のもとで約10万人もの人々が逮捕され、約1万から1.5万人が強制収容所に送られ、強制労働や医学実験に巻き込まれたそうです。その結果、わずか4000人が生き残り、本作が製作される時点で確認できた生存者は10人にも満たないそうです。
監督は「ハーヴェイ・ミルク」でアカデミー賞を受賞したロブ・エプスタインさんと、同作のスタッフであったジェフリー・フリードマンさんが務めています。また、興味深いことに、映画のナレーションは自らもゲイであることを公表しているイギリス人俳優、ルパート・エヴェレットさんが担当するそうです。
この映画の公開は、同性愛者に対する差別と闘うため、歴史を伝えるために非常に重要な役割を果たすことでしょう。映画は3月23日から東京の新宿K’s cinemaを皮切りに順次公開される予定です。ぜひ劇場に足を運んで、この映画を体験してみてくださいね!それでは、また次のブログでお会いしましょう! ノシ