みなさん、こんにちは！ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さちです☆今日は、最近話題の映画『聖なるイチジクの種』についておしゃべりしようと思います！この映画、ただの娯楽作品では終わらない、深いメッセージが詰まってるんですよね。私が個人的に気になったポイントをお伝えしちゃいます！
まず最初に、映画の舞台がイランということに注目です。私たちの生活と全然違う文化や価値観が描かれているのですが、それが逆に興味をそそりますよね。映画の冒頭で、主人公のイマンが拳銃に弾を込めるシーンから始まるんですが、これが今後のストーリー展開にどう影響するのかを考えさせられます。銃弾が象徴するものって、ただの暴力の象徴じゃないんです。主人公が国家の命令に従いながらも、内面で葛藤していく姿がとてもリアルに描かれていて、見ていると「自分だったらどうする？」って胸にグッとくるんです。
それから、ヒジャーブの描写も重要ですよね！公共の場でイスラーム教徒の女性たちがどのように扱われるか、そしてそのことが反政府デモにどう繋がるのか。現実に起こった事件を元にしているため、とてもシリアスなテーマが扱われています。こういう問題が、私たちの日常にどう影響しているのかを考える機会になるとも思います。この映画を観ると、ただのエンタメ作品としては楽しめない、心の奥深くに響いてくる何かがあります。
女の子たち、ヒジャーブを強制されることの怖さ、そしてそれに立ち向かう勇気、想像しただけでもゾッとしますよね…でも、そこに「それは間違ってる！」と言える勇気をもった女性たちに感動しちゃいました。映画の中で彼女たちが見せた強さ、私も見習いたいなぁって思います！
また、ストーリーの中で、拳銃の存在が徐々に重要になっていくんですが、これってチェーホフの銃の法則にも通じるものがあると思うんです。最初のほうで提示された要素は、物語が進むにつれてその意味が明らかになる、というテクニックですね。イマンが拳銃を手にすることで、彼の内面的な葛藤や変化がどんどん深まっていく。私たちが持っているもの、考えていること、それがどう作用するのか、わくわくしちゃいます！
そして、映画で描かれる親子の葛藤も、すごく心に響く部分。イマンが反政府デモに対する娘たちとの対立を通じて、彼自身の立場や考え方が揺れ動いている様子がリアルに伝わりますよね。私も友達と意見がぶつかること、よくあるある。結局、親子の関係って、時に意見の相違が生まれるけれど、それが成長の一部でもあると思うんです。
映画の最後には、現実とフィクションが交錯して、観る者に強いメッセージを残します。私たちが普段忘れがちな少数派の声、圧政に対する抵抗、そういったテーマが全てつながっている感じがします。この映画を観ることで、もっと視野を広げたいし、私たちも何かアクションを起こさなきゃって思わせられました。
映画はただの娯楽じゃなくて、私たちに考えるキッカケを与えてくれるものだって再認識。試しに見てみる価値、かなりあると思いますっ！興味がある方は、ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね☆たくさんの人に観てほしいなあ！それでは、また次回のブログでお会いしましょう～！
