こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あやかです!今日はちょっと興味深い映画についてお話ししたいと思います。最近、第38回東京国際映画祭で上映された作品「アトロピア」を観てきたんだけど、これがまた心にグサッと刺さる内容だったのよね😊。
さて、この映画の舞台は、なんともユニークな設定で、中東を模した映画セットのような訓練施設です。ここで、イラク戦争に派遣される米軍の兵士たちが訓練を受けるというストーリーが展開されるんだけど、見ていて本当に考えさせられることが多かったの。特に、軍事と映画産業がどのように絡み合っているのかを描いている点が、すごく興味深かったなあ。
映画は、女優、若い兵士、潜入ジャーナリストを中心に、実際にあった事件や陰謀を交えたストーリー展開。特に、ハリウッドの映画セット業者がリアルな戦争の訓練施設を作る過程で、実際の訓練内容と結びついているのが、皮肉でありながらもリアルでした。観客を引き込むために華やかな映像やシリアスな背景が相まって、本当に見応えのある映画に仕上がっているのよね✨。
また、主演のアリア・ショウカットが演じる女優の役どころが、またそれぞれの立場からの視点を持っていて、見ているこっちまで伝わってくるものがありました。彼女自身、イラク系アメリカ人としての複雑なアイデンティティを抱えながら生きてきた背景が影響しているのが、物語に深みを与えている気がしたな。映画の中では、彼女が俳優として苦しむ姿もリアルに描かれていて、ちょっと涙腺がやばかった…🙈。
映画の中で「アトロピア」という名前が象徴的で、夢と現実、訓練と戦争、仮想空間とリアルな人間関係が交差する様子が描かれるわけですが、これがまさに今の時代に必要な視点なのかも。社会がどれだけ病んでいるか、または逆にどうにかしようとする人々の行動が、映画を通じて浮き彫りにされていると感じる部分がたくさんありました。
ヘイリー・ゲイツ監督の独自の視点も素晴らしかったけど、特に印象に残ったのは彼女が言っていた「ユーモアのセンス」について。「M★A★S★H マッシュ」を現代に置き換えたいという彼女の意気込みには賛同する部分が多いわ。あの映画も戦争をテーマにしているけれど、冷静に見つめつつも、笑いを混ぜて現実を描いた難しさは共通しているのかもしれません。
じゃあ、ここで映画の一場面を紹介したいな。アリア・ショウカット演じるキャラクターが、映画セットの装飾に囲まれながら、夢の世界で戦争について語るシーンがあったんだけど、これは本当に衝撃的でした。「私は女優になりたい。だけど、私の役は実際の戦争を描くために存在する」と言った瞬間、観客は彼女の叫びを感じ取ることができたはず!
この映画は、ただの娯楽作品に留まらず、現代の社会情勢や人々の心理を映し出していると感じたの。だからこそ、観る人それぞれに異なる解釈を与える作品なんだろうなぁ。
結局、「アトロピア」は私たちに考えさせられることが多かったです。映画が持つ力、そして、その裏にあるメッセージ。観客の一人として、その影響を受けたことは間違いないと思います。みんなもぜひ、観に行ってみてね!映画の中で描かれるストーリーの奥深さを感じてほしいな😊。
終わりに、いつも通りの雑談を一つ。最近、映画館でおしゃれなポップコーンが流行ってるみたいだけど、あれって冒険しすぎじゃない?普通のバター味が一番美味しい気がするなあ…🎬🍿。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!あやかでした〜!


