皆さんこんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りさこです!最近、高齢者を狙った詐欺が増えていると聞いたことありますか?実は、「老人ホーム入居詐欺」という手口が流行っているんですって!一体どういったことが起きているのか、その詳細を探ってみましょう!
最近の相談件数なんと9倍に!
「老人ホームの入居権が当たりました!」という電話がかかってきた場合、くれぐれも注意が必要です。実は、これが詐欺の始まりだったのです。昨年度の相談件数が前年度と比べてなんと9倍にも増えているんですって。この手口、一体どんな方法なんでしょうか。実際に9300万円もだまし取られた女性もいるそうです!
巧妙な手口に要注意!
ある女性が自宅に住宅メーカーを名乗る男から電話がありました。「老人ホームの入居権が当たった。入居する予定がないのであれば、他に入りたい人がいるので、その権利を譲ってほしい」と持ちかけられ、女性は提案を了承しました。ところが、その後有料老人ホームの運営会社を名乗る男から電話があり、「名義貸しは犯罪ですよ。警察に捕まりますよ」と脅され、解決金などの名目で計9300万円をだまし取られたのです。
背景には入居待ちの長さが存在?
一体、なぜ人々はこんなにもだまされてしまうのでしょうか。「特別養護老人ホームでは入居まで2年3年待つことがあると知られており、『そういうこともあり得るかな』と思わせ、そこを突く手口です」とのことです。つまり、老人ホームへの入居が非常に困難であることから、人々はちょっとした希望を抱き、詐欺師に簡単に騙されてしまうのですね。
被害は増加中!
「老人ホーム入居権」に関する相談件数は、2014年度をピークに減少傾向にありましたが、2022年度には再び増加し、前年の9倍以上にも達しているんです。今年度も既に500件以上の相談が寄せられているそうです。このような被害は増える一方であり、私たちも注意が必要です。
被害を防ぐためにできることは?
では、皆さんはどのようにして被害を防げば良いのでしょうか。若狭勝弁護士によると、「そもそも『老人ホームの入居権』という権利は存在しないので、“入居権”の電話があったらとりあえず電話を切る。1人で判断せずに家族や警察、国民生活センターに相談してほしい」とのことです。つい慌てがちな状況かもしれませんが、冷静な判断力が必要ですね。
みんなで被害を防ぎましょう!
今回の詐欺被害は、特に高齢者の方を狙ったものであり、彼らの生活に大きな打撃を与えてしまいます。私たち若い世代は、彼らを守る立場に立たなければなりません。被害が増加する一方であり、警戒心を持って行動することがとても大切です。周りの方々にも情報を共有し、被害を防ぐために力を合わせましょう!
それでは、今回は「老人ホーム入居詐欺」についてお伝えしました。皆さんもくれぐれも注意して、詐欺師の罠にはまらないようにしてくださいね。次回もお楽しみに!またね♪(´▽`)