ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さきです!今回は、大阪府泉南市で起きた中学1年生、松波翔さんのいじめ自殺についてお伝えします。まず、いじめを受けて亡くなった翔くんのお母さん、千栄子さんが市や市教育委員会に対し「事実を認めてほしい」という会見を行ったことが報じられました。
翔くんは小学校時代からいじめを受け、そのストレスからおととし、自ら命を絶ってしまいました。先月末に市の第三者委員会がいじめを認定し、再発防止策をまとめる方針を示しましたが、千栄子さんはまだ納得していない様子。報告書を受けてから1週間以上が経過しても、学校側や教育委員会からの動きがないことに不満を持っています。
千栄子さんは会見で、「報告書が出て、1週間も経過しているにもかかわらず、学校側も教育委員会側も誰一人動いていないです。私たち家族に向き合っていない」と訴えました。市側からの謝罪も「一切ない」とのこと。
このような状況において、安易に謝罪や再発防止策を示すだけでなく、家族の思いや被害者への支援が必要だと感じます。いじめ問題は決して軽視できない深刻な社会問題です。松波翔さんをはじめ、いじめで命を落としてしまった多くの人々のことを考えると胸が痛みます。
私たちにできることは、いじめを許さず、被害者を見過ごさず、声をあげていくこと。一人ひとりが心を寄せ合い、支え合う社会が必要ですね。松波翔さんが今は見守ってくれていることを信じ、彼の思いを胸に、いじめのない社会を目指していきましょう。