皆さん、こんにちは！ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さおりです。今日は、スウェーデンの研究者らによって開発された画期的な技術についてお伝えします。新たな水耕栽培用の基盤「電子土壌」ですが、なんと電気刺激を与えることで植物の成長速度を通常よりも50％も向上させることができるそうです！まさに水耕栽培革新の先駆けと言えるでしょうね。
従来の栽培基盤は鉱物ウールを使用しており、生分解性ではないためエネルギーを集約する製造プロセスを経ています。しかし、「電子土壌」ではセルロースと導電性ポリマーPEDOTの混合物を使っているんですって。この組み合わせは新しいものではありませんが、植物栽培や植物インタフェースの作成には初めての試みなんだそうですよ。
実験では、この「電子土壌」を通して電気刺激を受けた大麦の苗が、通常の成長速度よりも約50％も速く成長したんです！これまでは高電圧が必要でしたが、「電子土壌」は低電圧でも成長を促すことができる大きな利点があるんですって。また、この方法により苗がより効率的に窒素を処理することも確認されています。
ただ、まだまだ研究が進んでいる段階なので、電気刺激がプロセスにどのように影響するのかは明らかになっていないそうです。ですが、この発見は将来の水耕栽培の革新につながる可能性を秘めていることは間違いありません！
この情報は、スウェーデンのリンショーピング大学の研究者らが発表した論文によるものです。詳しい情報は、「eSoil: A low-power bioelectronic growth scaffold that enhances crop seedling growth, Proceedings of the National Academy of Sciences（2023）」で確認してみてくださいね！
それでは、今回のブログ記事はここまでです。水耕栽培の新たな可能性を切り拓く「電子土壌」についてお伝えしましたが、みなさんは今後の農業技術の発展に期待を抱かずにはいられませんよね！さおりでしたー！(*´∀｀*)
