ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、えりです!今回は、食肉代替品の最新ニュースをお伝えします。なんと、植物肉の新工場が熊本県益城町に建設されることになりました!DAIZという企業が「ミラクルミート」という植物肉を製造しており、その新工場の建設に向けて熊本県益城町と立地協定を締結したそうです。
この新工場では、ミラクルミートの乾燥タイプを年間8000トン生産する予定だそうです。そして、これからも順次拡大していく計画ですから、ますます植物肉が身近になっていくことが期待されますね!
新工場の建設場所は、「くまもと臨空テクノパーク」という新工業団地内で行われる予定です。これによって、国内供給だけでなく、欧州・北米・アジアなど海外展開も加速される予定だとのこと。着工は2024年1月を予定しており、操業開始は2025年2月を目指しているそうです。
興味深いのは、この新工場建設に関する資金調達の方法です。三菱UFJ銀行をアレンジャーとして金融機関8社が参加するシンジケートローンと、日本政策金融公庫の制度資金により調達するそうです。植物肉の需要が増えていることを受けて、資金面でも支援が行われているようですね。
DAIZは、新工場の設計において以下の6つのコンセプトを掲げています。「安心・安全」「挑戦と進化」「働きやすさ」「地球と環境に配慮」「DAIZの原点」「植物肉で世界へ」というものです。これらのコンセプトを実現するために、早稲田大学との協力のもと、ライフサイクルアセスメント(LCA)分析を実施しています。大豆の調達から廃棄物の処理まで、環境負荷を定量的に算定し、工場の設計に反映させることで、エネルギー消費量や廃棄物の温室効果ガスを低減し、環境に配慮した工場を実現するのだとか。
また、DAIZは日清エンジニアリングとの資本業務提携も行っており、彼らの技術・ノウハウを活用して生産プロセスの最適化や生産性向上を目指しているそうです。さらに、将来的にはAIの活用による自動運転化や新規技術・事業展開も視野に入れており、商品の安定生産・供給拡大だけでなく、持続可能な次世代型生産体制の確立を目指しているそうです。
植物肉の需要がますます高まる中、DAIZの新工場建設は大きな注目を集めています。環境負荷を低減し、地球に優しい工場を目指して取り組んでいる姿勢も素晴らしいですよね。これからも植物肉の進化に期待です!えりでした♪