こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さちこです!最近、武蔵野大学の学内で何かと話題になっているチャットbotについてご存知ですか?
実は、この学内チャットbot、AIを使った生成技術を活用しているんです!ベネッセホールディングスやKDDIなどの企業や自治体もAIを活用した文章生成を始めていますが、大学においてはまだあまり積極的に活用されていなかったんですよ。しかし、武蔵野大学では違います!そこで、武蔵野大学が7月末に開発した学内チャットbotが学生たちの間で大きな注目を集めているんです。
このチャットbotは、学生向けの問い合わせ窓口として活用されています。学内システムやICT機器に関する相談を受け付けているんですよ。もう既にたくさんの学生が利用を始めていて、とても便利だと評判なんです。
武蔵野大学の森智恵さんと菅原大嗣さん、そしてITコンサルタントの坂本浩一さんに取材をしてみました。武蔵野大学は、東京にキャンパスを構える私立大学で、学生や生徒がなんと1万3000人以上も在籍しているんですよ。この学内チャットbotは大学生を対象としており、学内のICT環境に関する相談に応えてくれるんです。
実は、武蔵野大学では以前からチャットbotを導入していたんですが、AIを使わずにシナリオ型のものでした。それにはすでに1万件以上の質問が寄せられていたんですよ。ただ、シナリオ型のチャットbotでは予め設定された応対しかできず、学生たちのさまざまな質問に対応することができなかったそうです。そのため、職員に相談が殺到してしまい、効果的な応対が行えなかったそうです。
そこで、武蔵野大学は生成AIに注目したんです!「チャットbotを生成AIで置き換えてみよう」と考え、AIチャットbotを開発することにしました。この開発には、Microsoftのクラウドサービスである「Azure OpenAI Service」を活用しています。企業や自治体でも活用されている生成AIのAPIを使用することも考えられましたが、武蔵野大学はMicrosoftの基盤を選びました。
大学生約1万人の他に、学内のICT環境に不慣れな非常勤講師など約1500人も利用対象としています。ただし、実際の利用人数はまだ多くはありません。リリースから3カ月たった現在では数百人程度の利用者がいるそうです。とはいえ、新入生が入学するシーズンなどに向けて利用が増えるでしょう。
実際に利用した学生たちからのアンケートも行っており、9割以上の学生が「回答の精度が良くなった」と答えたそうです。今後はアンケート結果を参考にして、さらなる機能追加や効果計測を進める予定だそうです。
この武蔵野大学の学内チャットbot、まだまだ成長途中なんですが、これからもっと注目されること間違いなしですね!新しい技術を取り入れた大学の取り組みは、将来の教育のあり方にも影響を与えるかもしれません。これからも武蔵野大学の取り組みに注目して、さまざまな情報をお伝えしていきますので、お楽しみに!
それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう!バイバイ(^◇^)