こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、れなです!今回は、第36回東京国際映画祭で上映された湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」についてお伝えします♪
湯浅政明監督は、音楽と魂の解放の結びつきを描く作品で知られています。藤津亮太氏もこれを解説しており、その魅力について語っています。まさに湯浅監督作品の魅力とは何なのでしょうか?
「夜明け告げるルーのうた」は、音楽が趣味の中学生カイと人魚の少女ルーの出会いと別れを描いた作品。この作品では、子役の谷花音さんがルー役、俳優の下田翔大さんがカイ役を務め、主題歌には斉藤和義さんの名曲「歌うたいのバラッド」が使われています。この作品は、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で長編コンペティション部門の最高賞であるクリスタル賞を受賞したんですよ!
藤津氏は、湯浅監督作品を解説する中で「音楽と魂の解放の結びつき」を特に挙げています。湯浅監督の初監督作品である「マインド・ゲーム」では、社会の束縛から逃れる人々がクジラのお腹の中で自由に生活するというシーンがあります。そして、そのシーンで音楽とダンスが使われていたそうです。音楽とダンスによって、彼らは心の転換をし、自分らしく生きることを決意するんですね!
「夜明け告げるルーのうた」でも、カイという心を閉ざした中学生がルーと出会い、歌を通じて自分自身を解放していく姿が描かれています。さらに、2022年に公開された「犬王」でも、自分らしく生きるために歌い踊る2人組が描かれていたんですって。
湯浅監督の作品では、魂を解放し、自分自身を生きることと音楽が深く結びついているんです。特に「ルーのうた」では、音楽が人間の心に作用し、体を自然に動かす力として描かれています。映画のなかでは、体が自然と動き出し、それによって人間と人魚の壁を取り払う力が生まれるんですよ。とっても素敵ですよね!
「ルーのうた」の英語のタイトルは「Lu Over the Wall」となっていますが、それは音楽の力を反映しているんだそうです。この作品を見ることで、音楽がどれだけ人間の心に働きかける力を持っているのかがわかるんですよ。
第36回東京国際映画祭では、たくさんの素敵な映画が上映されましたね。湯浅政明監督の作品もその一つで、音楽と魂の解放の結びつきを感じることができる作品です。私もぜひ観てみたいと思います!
それでは、今日のブログはここまで!次回もお楽しみに♪バイバイ( ´ ▽ ` )ノ