ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、しずくです。みなさん、こんにちは！最近、建設業界に関する問題が話題になっていますね。そこで、今回は建設業界が直面している「2024年問題」についてお話ししたいと思います。
まず、「2024年問題」とは何でしょうか？実は、2024年には建設業界で大きな変革が起こる予定なのです。それは、「時間外労働の上限規制厳格化」という制度の施行です。この制度により、従業員の残業時間が大幅に制限されることになります。
アンドパッドが行った調査では、この「時間外労働の上限規制厳格化」に対する建設業界の認知度は67.1％に上がっているそうです。また、残業削減の効果を実感している人は23.4％にとどまっているとのことです。
この調査結果からわかるのは、建設業界が「2024年問題」に対して認識はしているものの、実際の取り組みや成果にはまだまだ課題があるということです。特に、残業時間が多い人のうち50.7％以上が残業削減の取り組みを行っていないと回答しているそうです。
さらに、調査では業務内容についても詳しく調査されています。その結果、建設業界では「現場での作業・監督業務」や「報告書・図面・見積もりなどの書類作成」といった業務に多くの時間が費やされていることがわかりました。
特に、「報告書・図面・見積もりなどの書類作成」については、効率化が求められている業務の一つです。これらの業務を効率化することで、現場での作業や監督業務により集中することができ、品質向上や安全性の確保にもつながると言えます。
また、調査では経営層のDX化への考え方も明らかになりました。約49.2％の経営層がDX化の重要性を認識しており、特にゼネコンや外構・エクステリア・造園、ガス・電気の領域では顕著であるとのことです。
さらに、アンドパッドが提案するシステムとしては「施工管理」が注目されています。経営層と一般社員・管理層の両方で高い評価を得ており、特に一般社員・管理層からは現場での要望も多い結果となっています。
ただし、取り組みが進まない理由としては、工期優先やIT化の遅れ、取り組みに必要な人材の不足などが挙げられています。これらの課題に対しては、社内での推進者の育成やDXツールの活用が必要です。
アンドパッドはこの調査結果から、「時間外労働の上限規制厳格化」に対する取り組みが急がれると分析しています。特に、「報告書・図面・見積もりなどの書類作成」の業務効率化が求められており、DXツールの活用を推奨しています。
建設業界の皆さん、2024年問題にどのように取り組んでいくか、しっかりと考えて行動していきましょう！もちろん、一人ひとりが「2024年問題」に対して意識を持ち、効果的な解決策を見つけることが大切です。
それでは、また次の記事でお会いしましょう！
