ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆきこです🌸
こんにちは、みなさん!最近、老いという言葉について考えたことはありますか?日本では高齢化社会が進み、これからますます高齢者の割合は増えると言われています。そこで、今回は老いについての哲学を紹介しながら、高齢化社会における新たなビジネスの発想を一緒に考えていきましょう✨
さて、まずは老いに対する私たちの認識について考えてみましょう。古代ローマの哲学者キケローは、著書『老年について』の中で、老いに対する誤解を退けています。要するに、老いは仕事や快楽を奪うものではないし、肉体を弱くするものでもありません。むしろ、経験や叡知を活かせる仕事には老年のほうが向いているのです。
また、老いは快楽を奪うものという見方も誤解です。実際には、ほどほどこそが真の快楽なのです。そして、老いが死に近づくというのも年齢に関係なく、若い人だっていつでも死と隣り合わせなのですから。
そこで、フランスの作家であり哲学者のボーヴォワールは、老年期を「人生の哀れなパロディーにしてはいけない」と論じています。彼女は、老いることで新たな目的を見つけ、人生に意義を与えることが重要だと述べています。
さて、老いにおいてもっとも参考になるのは、フランスの哲学者モンテーニュの考えです。彼は老いを「もう十分生きた証拠」と位置づけ、老年期は自分自身のために生きるべきだと言っています。
この考え方は、現代の風潮とは正反対です。今の世の中では、高齢者を負担とみなし、生産性や健康寿命が重視されることが多いですよね。
しかし、老いは生産性だけで評価すべきものではありません。むしろ、老齢期は自分自身が楽しむための大切な時間なのです。もちろん、働きたい方が働ける環境を整えることも大切ですが、老いを否定する風潮は本末転倒だと思いませんか?
では、今後の高齢化社会において、どのようなビジネスの発想が求められるのでしょうか?私たちはもっと高齢者の消費に注目すべきです。高齢者が人生を楽しむためにお金を使ってくれることを考えるべきですよね。
このような新たな発想が、高齢化社会において大いに求められるのです。一つの人生の節目である老いを否定するのではなく、その先に新たな目的や楽しみがあることを一緒に考えてみませんか?
最後になりましたが、私はガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆきこです。老いに対する偏見や誤解を取り払い、高齢化社会をポジティブに捉えることが大切だと思います。私たち一人一人が、老いに対して前向きな姿勢を持ち、新しいビジネスや社会の在り方を考えることが必要です。
それでは、次回も素敵なお話しでお会いしましょう!さようなら🌸