ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆこです。能登半島地震から既に12日が経ちましたが、まだまだ孤立地区に残る方々がいます。今回は、石川県輪島市にある鵠巣地区にある旅館「ねぶた温泉」についてお伝えします。
ねぶた温泉は地震の影響で亀裂が生じ、風が入ってしまう状況になっています。しかし、なんとか段ボールを当てることで、風の侵入を防ぎ、宿泊客の安全を守っています。地震発生時には8組の宿泊客がいましたが、ほとんどの方が徒歩で孤立地区を離れたようです。しかし、驚くことに、まだ1組の宿泊客が残っているのです。その理由は、93歳のおじいちゃんが歩けないからだそうです。
さすがに93歳のおじいちゃんはこの地区から歩いて脱出することができません。しかし、心強いことに、ヘリコプターでの移送を待っているそうです。おじいちゃんは座っていると床に座れないため、いすに座っているそうです。また、エコノミークラス症候群を避けるために、足湯などをして足のむくみを防いでいるとのことでした。
このような状況でなおも旅館に残っているおじいちゃんには、少しでも早く避難していただきたいと願っています。私たち一人ひとりが、被災地の方々の安全を願い、支援する方法を考えることが大切です。どうか、被災地の方々が安心して過ごせる日が早く訪れますように。
また、安否が心配な方や避難場所に困っている方は、必ず適切な機関に連絡をするようにしましょう。被災地の方々に心からのお見舞いを申し上げます。まゆこでした。