こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みどりです🌼今日は、ちょっと変わった映画についてお話ししちゃおうと思います。「愛はステロイド」なんてタイトルを聞くと、なんだか強烈な印象を受けるよね。でも、実際はそのタイトル以上に深いテーマを持った映画なんだよ!この映画、クリステン・スチュワートとケイティ・オブライアンが出演していて、A24製のクィアロマンススリラーなんだって。もう、タイトルからして気になるし、その内容についてじっくり考えちゃったよ!💭
まず最初に、映画の内容をざっくり説明するね。この映画は1989年の田舎町を舞台に、筋肉を愛する二人の女性が織りなす物語。で、ここのポイントがめちゃくちゃ面白いの!ルーという女性は、ストリートな環境で生きている一目惚れの相手、ジャッキーに出会う。ジャッキーはボディビルダーで、その筋肉に心惹かれちゃうんだよね。そして、恋愛の裏には、DVや家庭の不幸といった重たいテーマが絡んでいるの。
私自身、映画を観ながら思ったのは、愛ってどうしてこんなに形が変わるんだろうってこと。愛は本来、美しいものだと教えられているけど、映画を観ているうちにその理想像と、実際の病み付きや依存とを見つめ直させられる。映画のクライマックスでの展開の異常さは、私たちが愛に求めるものや、愛のあり方への疑問を投げかけてくる感じがしたよ。
また、ルーとジャッキーのストーリーの中には、彼女たちがいかにして男性性や家族のプレッシャーから解放されようとしているかも描かれているの。ルーは自分の父親の強烈な悪影響を受けながらも、それでも女子として生きるために戦っている。こんな風に、愛や性、そして自分のアイデンティティに対する葛藤がテーマになっているのが、単なるエンターテイメントにとどまらないところが◎。
でも、いい映画ってただ単に難しいテーマを扱うだけじゃなくて、ちゃんとエンタメ性もあるからこそ面白いのよね!この映画の中には、ドキドキするような恋愛シーンもあって、それがまたリアル感を引き立てている。なんとも言えない緊張感があって、視聴者の心を掴んじゃうの✨。その一方で、90年代特有の暗いユーモアも感じられるところが、観終わった後にちょっとクスっとなる。
それにしても、映画の中に出てくるジムの描写が印象的だったなぁ。このジムは、男たちの汗臭い空気が満ちていて、現代のフィットネススタジオとは真逆の雰囲気なの。こういった設定が、時代背景や社会の差別についての鋭いメッセージを乗せる要素にもなっているんだよね。このフィットネスの文化についての描写も、単なるエンタメに留まらず、ものすごく深い意味を持たせている。
そして注目なのが、映画の背景に流れる「愛はステロイド」というメタファー。これはすごく面白い視点で、愛が持つ危うさや、時には依存を生む可能性を描いている。愛情に溺れてしまうことで、自分を見失ったり、防御が難しくなってしまうこともある。本当に、愛ってその時の気持ち次第で、どんな側面にもなり得る。
私はこういう「一見すると単純なラブストーリーだけど、実はもっと複雑で深いぞ!」みたいな映画が大好きなのよね。観た後に友達と、あーだこーだおしゃべりしたくなっちゃうタイプ!〜☆やっぱり、映画ってただの視覚的な楽しみだけじゃなくて、考えさせてくれたり、感情を揺さぶったりしてくれるのが重要だよね。
まぁ、私が特に思ったのは、愛がプレッシャーになることもあると気づかされること。ルーとジャッキーの関係も、愛し合うことによってお互いを支える力になる部分もあるけど、逆にその愛に縛られてしまうことも…。映画って、観ている時にハラハラドキドキもあるけれど、それが終わるとふと考えさせられるメッセージがあるのが素敵!!
それにしても、この作品のクライマックスでの意外な展開にはびっくりしちゃった!ただの映画だと思って観ていたから、あの衝撃には本当に驚いたし、素晴らしい映画を見たなーと思った瞬間でもあったの。このような異常な展開が、映画のユニークさを引き立てているんだよね!エンターテイメントとしても、アート作品としても楽しめる。
「愛はステロイド」は単なる恋愛映画じゃなくて、愛について再考させてくれる素敵な作品だと思う。みんなもぜひ、観て色んな意見を交換してみてほしいな!それではまたね〜✌️