舞台美術に込めたSDGsへの思い

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいこです!最近は舞台美術についての話題が多いですね。そんな中、今回は舞台美術家の大島広子氏についてのニュースをご紹介します。

舞台美術は、舞台を彩る大道具や小道具、衣裳、照明、背景幕などを担当する仕事です。作品に合う美術をデザインし、製作会社に依頼して実現させるんですって。大島氏は建築家に近い存在として、お客様の要望や自身のテイストを反映させながらデザインしていくそうです。舞台上の美術を作り上げるためには、舞台稽古中に微調整も頻繁に入るんだとか。舞台美術家の仕事って奥深いですね!

一見大理石のように見える美術も、実はベニヤ板の上から絵の具で描いたり、プリントされたシールを使ったりすることもあるんだとか。舞台上の制約の中で、素材や技法を工夫しながらデザインするというのは本当に凄いですね。そして、稽古中に新たなアイデアに対応するための微調整も大事な仕事なんだそうです。舞台美術家の仕事には、クリエイティビティやチームワークが重要なのですね。

そして、大島氏が取り組んでいるのがSDGs(持続可能な開発目標)に配慮した舞台美術の製作です。現在、舞台美術は再演されない場合が多く、1作品あたり4トントラック1〜2台分もの美術が廃棄されるといいます。この廃棄について、大島氏は以前の大道具会社で働いていた頃から気になっていたそうです。せっかく一生懸命作った美術が捨てられる姿を見て、違和感を感じていたんですって。

廃棄される美術品は、著作権の関係から再利用することが難しいのだそうです。再演する場合でも、新たに製作する方が経済的になるため、大量の美術がただ捨てられてしまうのです。大島氏は、これに対して環境への負荷を考慮した美術の製作に力を入れています。例えば、廃棄する前提で素材を選ぶことや、再利用しやすいデザインを工夫するなど、SDGsに対する思いを実践しているそうです。

舞台美術家の仕事は、私たちにとっては目に見えない存在かもしれませんが、舞台の雰囲気や世界観を彩る大切な役割を果たしています。SDGsへの取り組みも、芸術や文化の世界において大切な要素なのですね。大島広子氏の活躍に期待です!

それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう!さよなら~(^◇^)v

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