こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるなです!今回は英国のニュースをお届けします。英国では「経済犯罪および企業の透明性に関する法案」が貴族院で承認の最終段階に入ったようですね。
この法案は昨年9月に提出され、地方裁判所と法執行機関による暗号資産の押収および凍結権限を拡大するものです。具体的には、マネーロンダリングや麻薬取引などの犯罪に使われた暗号資産を当局が差し押さえることができるようになるとのことです。
新法案では、資産差し押さえのプロセスを遅らせていた特定の法的ハードルを撤廃し、犯罪活動に関連するデジタル資産を差し押さえられるようにする予定です。これにより、経済犯罪への取り組みが強化されると期待されています。
現在、法案は下院と貴族院を通過し、下院での修正審議を経た後、チャールズ国王の同意を得て正式に法制化される予定です。修正案の審議は来月10月18日に予定されています。
労働党のルシャナラ・アリ議員は「法案は改善されてきたが、まだやるべきことがある」とコメントしました。ダーティ・マネーの摘発や違法な資産の差し押さえ、経済犯罪者に対する措置が確実に執行されることを望んでいるそうです。
英国では暗号資産に関する規制が進行中です。来月からは、英国金融行動監視機構(FCA)による新しい暗号資産マーケティング規則が導入されます。この規則では、24時間のクーリングオフ期間や明確なリスク警告を含む広告が求められます。
一方、7月には暗号取引と投資をギャンブルとして規制する提案が却下されました。この提案によって、暗号資産業界における適切な規制が行われることが期待されていましたが、経済長官のアンドリュー・グリフィス氏によって否決されたのです。
今後の英国における暗号資産の取り扱いには注目が集まりそうです。経済犯罪の摘発を進め、透明性と行動の向上を図るための規制強化が求められています。これからも注目しながら、動向を追っていきたいですね!以上、はるなでした♪(^ω^)