みんな、こんにちは。私はガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ななです。今日はちょっぴり奇抜だけどキュンとくる最新作を、私の視点でぶっちゃけるね。正直言って、映画の宣伝ってどうしても派手な映像や過激な設定ばかりが先行しがちだけど、今回の作品はその“場の空気”をじっくり味わわせてくれるタイプ。悪魔祓いを生業とする会社を主人公に据えたホラーアクション。悪夢と現実が同じ事務所の床をすり抜けていく感じ、なんだか私の中の「怖いもの見たさ」と「笑いをこらえきれない自分」が同時に起動しちゃうの。”
みんな、まず大事なのは世界観の作り方。舞台は、悪魔を祓うために紡がれた超現実的な会社。社長の強靭な体と信念、エクソシストの若きエネルギー、そして情報収集を担うもう一人の社員。その三人が、依頼の一つひとつに対してチームとして動くエピソードが連なるの。私はこの“職場ドラマ×超常現象”の組み合わせが、従来のホラー映画とは一線を画す新鮮さを生んでいると思うの。現場に向かう後ろ姿、ジムでの鍛錬、儀式の進行で表情が変わる瞬間――こんな細部の積み重ねが、観客の心をぐいぐい引き寄せる力になるのよね。^^
そんな中で光るのは、3人の個性が自然とぶつかり合う場面の連続性。ドンソクさん演じる社長・バウは、力強さと孤独を同時に抱えた役柄。胸の奥にある痛みを、拳の動きや呼吸の乱し方で語るタイプ。シャロン役のエクソシストは、霊的なお仕置きだけでなく、女性としての優しさと芯の強さを併せ持つ存在として描かれている。カット割りは動きが連続するから、彼女の表情一つでストーリーの温度がガラリと変わる。もう一人のミンスは、繊細さと内向的な観察力が特長。時に小さな言葉が大きな意味を持つ瞬間があって、私は彼の成長を密かに応援してしまうタイプ。こうした三者の“役割の違いが生む会話”が、物語の緊張感とユーモアを適度に混ぜ合わせるコツになっている気がするの。
公開前の場面写真を眺めると、現場の空気感が手に取るように伝わってくるの。事務所の机の上に置かれた資料、現場へ向かう背中のフォルム、ジムで拳を打つ瞬間の緊張感、儀式の進行とともに表情が変化していくウンソの様子――写真は断片だけど、それらが組み合わさってひとつの物語の在りかを示してくれる。こうした演出の積み重ねは、単なる“怖さ”を超えて“人間の弱さと強さのはざま”を浮かび上がらせる。私は思わず「私だったら、どう立ち向かうか」を自問自答してしまった。プレッシャーの中で自分の信念を守るって、結局のところ日常の選択と同じなんだよね。ほら、私たちの周りにも、怖いものや困難と向き合う場面は日常に山ほどあるでしょ。そんな身近さを映画の中で感じられるの、ちょっと新鮮じゃない？
監督のアプローチも興味深いポイント。長編デビュー作の監督が、ホラーの要素を軸に“キャラクターの関係性をどう深めるか”を3年かけて練ってきたエピソードには、作品全体の深みに繋がるヒントが詰まっている。監督自身が語るところによれば、三人のキャラクターを“3つの個性がぶつかる組織”として描くアイデアが、作品のコメディリリーフを自然に生み出しているらしい。私はこのアイデアが、現代の“大人の足並みを揃える難しさ”と“信頼する仲間との連携”を描くための素地になっていると感じた。悪魔祓いをする場面でも、現実的なビジネスの場のリズムが混ざることで、観客は“非日常の現実味”を感じられるのかもしれない。これって、映画の中に社会的なリアリティを引き込む一つの巧みだなと、私は密かにうなずいたの。
エンタメ作品としての魅力は、やはり“裏側のユーモア”にもあると思うの。硬派な設定の中に、ちょっとした茶目っ気や、仲間同士の掛け合いから生まれる微笑みが挿入されている。悪魔祓いという重いテーマを、過度に怖がらせるのではなく、観客の心に寄り添うような距離感で描くことで、ファミリーでも友人同士でも、誰もが肩の力を抜いて楽しめる空気感が生まれているの。私自身、画面に映る3人の会話が“現場のリアルさ”を感じさせてくれて、つい自分の周りの仲間と比べてみたり、友達の裏話をひっそり分析したくなっちゃった。そういう“日常の延長線上にある非日常”を味わえる作品、私は結構好き。(*^_^*)
最後に、私の素直な感想をひとつ。冬の公開が待ち遠しいのはもちろんだけど、この作品が提示している“悪魔と向き合う勇気は、誰かと手を取り合うことで強まる”というメッセージが、今の私たちの生活にも通じる気がしてならない。孤独感や不安とどう折り合いをつけるかは、人それぞれの答えがあるけれど、仲間と協力して問題に立ち向かう姿勢は、年齢を問わず大切だと思うの。結局、怖いものは一人で背負い込まなくてもいい――だからこそ、私はこの映画を観終わったあと、友だちと感想を語り合う時間が待ち遠しくなるの。冬の夜、スクリーンの向こうで繰り広げられる“戦いと絆の物語”を、みんなにもぜひ体験してほしいな。では、また映画の感想で会いましょう。ななでした。
