みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りさこです♡今日は、世界的なドキュメンタリー作家、ワン・ビン監督の最新作「青春」についてお話ししたいと思います!
昨日21時から配信されたこの作品は、長江デルタ経済圏の浙江省湖州市を舞台に、労働者たちのリアルな日常を215分に渡って描いた青春ドキュメンタリーなんです。日本でも子供服の産地として有名な浙江省湖州市の織里には、30万人もの労働者が集まり、800億元(約1兆7000億円)もの売り上げを誇るんだって。そこで働く若者たちの姿が、本作品のメインテーマとなっているんです!
ワン・ビン監督は今作でも、中国共産党の反右派闘争や普通の人々を記録するというテーマを持ちながら、織里の若者たちにスポットを当てています。彼の作品は被写体が自然であることが特徴的で、ナレーションやBGMを使わず、カメラがただただ人々の姿を写し続けるというスタイルなんだって。そんな自然な演出によって、観客は彼らの素朴な姿に親密さを感じることができるんですよ♪
若者たちは、蛍光灯の下でミシンをかけたり、食事をとったり、夢を見たり、お金を数えたり、時には戦いすらする姿が映し出されています。しかし、監督はただそっと見守るだけで、彼らが置かれている状況を告発するわけではないんだそう。観客は、彼らの日常に感情移入し、共感することで、自分の中にある消費サイクルについて考えさせられるんだとか。
そして、物語はオープン・エンドで終わっていますが、若者たちの前向きで楽観的な姿に、ほっこりとした温かさを感じられるんだとか。この先、彼らがどのように成長していくのか、私も気になっています!
コロナ禍が収束し、新たなスタートを切る時期に、ぜひこの作品を通して、若者たちの向かう先に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?それでは、次回の更新もお楽しみに♪
それでは、またね!