香港映画の灯を消さない!感動作をレビューします

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さおこです!今回は最近話題になっている映画についてレビューします。それは、「燈火(ネオン)は消えず」という映画です。

香港映画といえば私たちの世代にとって特別な存在ですよね。80年代から90年代にかけての香港映画には、ほかの映画にない魅力があります。また、香港を訪れたことがある人なら、夜景の美しさにも感動したことでしょう。しかし、この映画ではなんと、その美しいネオンサインが撤去されてしまうという話です。

実際には、香港の建築法の改正によって、2020年までになんと9割ものネオンサインが撤去されてしまったそうです。最近では、経済的で使いやすいLEDネオン風サインが主流となっているため、伝統的なネオン管の職人が激減し、香港の独自の文化が失われているのです。

この映画は、そんな状況を憂うかのように、もう一度ネオンを輝かせたいと願う主人公の奮闘を描いています。彼女は夫がネオン職人であったため、彼の死後に彼の仕事を継ぐことを決意します。そして、香港への愛とともに、夫婦愛も描かれているのです。

特に注目すべきは、主演の名女優シルビア・チャンと名優サイモン・ヤムの共演です。彼らは80年代から90年代の香港映画で活躍していたため、香港映画ファンにとっては垂涎の共演なのではないでしょうか。彼らの過去の出演作や名シーンがネオンと重なって見えてくるという演出も素晴らしいですね。

ストーリー自体も感動的で、主人公が夫との思い出を振り返る中で、彼女の娘から香港を離れなければならないと聞かされてしまいます。そんな中でも彼女は夫の遺志を継ぎ、ネオンを輝かせるために奮闘します。まるで香港映画界の現状とシンクロしているようですね。

この映画は、香港映画の衰退が言われる中でも、まだまだ輝いていることを証明してくれる作品です。香港映画の灯を消さないという決意が感じられ、映画ファンの思い出も照らしてくれます。

さて、実際にこの映画を観た感想ですが、私はとても感動しました。映画の中で描かれるネオンの美しさやその歴史、そして主人公の情熱に心を打たれました。また、シルビア・チャンとサイモン・ヤムの演技も素晴らしく、彼らの共演シーンは本当に見応えがありました。

ただ、ちょっと物語が予測可能なところもあったかなという印象もあります。しかし、それを補って余りある感動がありましたので、全体的にはとても満足できる映画でした。

最後になりますが、この映画を観ることで、香港映画の魅力やネオンの美しさに改めて感動することができるかもしれません。ぜひ、映画館で観てみてくださいね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さおこでした!

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