ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かおりです。
最近、高齢ドライバーによる交通事故が相次いで報じられています。若者たちに混じって元気に車を運転しているおばあちゃんやおじいちゃんたちですが、彼らの事故率は統計開始以来最も高いという驚きの結果になってしまいました!
去年の統計では、自動ブレーキなど車の性能向上により交通事故の死亡者数は最少でした。しかし、75歳以上のドライバーによる交通事故の件数は増えているというデータがあります。さらに、そのうちの16.7%が死亡事故全体を占めており、これも過去最高というのです。心配ですよね。
その要因の一つとして、ブレーキやアクセルの踏み間違いなど「捜査不適」が最も多かったのです。75歳未満のドライバーと比べると、その割合が高くなっていることがわかります。これはなかなか深刻ですよね。
高齢ドライバーへの対策として、今年になって道路交通法が改正され、75歳以上の免許更新手続きが厳しくなりました。免許更新のためには、過去3年以内に一定の違反歴があるドライバーは新たに作られた運転技能検査に合格しなければならなくなりました。不合格の場合は免許の更新ができず、運転ができなくなります。
また、返納の促進も行われています。高齢ドライバーのために資格証明書の代わりとして「運転経歴証明書」が申請できるようになりました。さらに、自主返納する場合にはバスやタクシー運賃の割引などの支援制度もあります。しかし、現実には免許返納率は低いままです。
去年の近畿・徳島地域の免許返納率は、最も高い大阪でもわずか3.1%でした。これはまだまだ改善の余地があると言えます。都市部の京阪神エリアでは免許返納の割合が高い一方で、和歌山や徳島では1%を下回ってしまっています。
運転免許証の自主返納に関するアンケート調査では、高齢ドライバーたちが自主返納をためらう一番の理由が「車がないと生活が不便なこと」で、なんと68.5%もの割合を占めていました。確かに、車は便利な移動手段ですし、自由な時間を過ごすためにも必要ですよね。
高齢ドライバーの事故を減らすためには、これまでの対策だけでは十分ではないのかもしれません。もっと具体的なサポートや代替手段を提供する必要があるのかもしれませんね。安全第一で、誰もが安心して街を歩ける社会になるように、国や自治体がさらなる取り組みをしていってほしいと思います。
それでは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かおりでした♪ いつも安全運転でお願いしますね☺️