こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるなです!今回は黒柳徹子さんが感慨深い思いでアニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」の完成を喜んだエピソードについてお届けします。
黒柳徹子さんは幅広い活躍の場を持つ女優、タレント、司会者として知られていますが、彼女が80年前の戦前の日本を舞台に自身の幼少期を描いた「窓ぎわのトットちゃん」という自伝的な作品を発表し、今回それがアニメ映画として完成しました。
黒柳さんはこの作品について、「わたくしの本当の話で、小学1年生くらいの時の話を自分で書いたものなんです」と述べています。世界中で愛されるベストセラーとなったこの小説は、多くの言語に翻訳され、世界的なヒットとなったそうです。
しかし、黒柳さんは映画化やテレビドラマ、舞台、ミュージカルのオファーがあったにも関わらず、それらを全て断り続けていました。なぜなら彼女は、読者がそれぞれ自分自身のトットちゃんを思い浮かべることができるようにと思い、全てのオファーを断っていたのです。
しかし、時が経ち、世界が変わっていく現在、監督からアニメ化のオファーがあり、そのビジュアルに感動した黒柳さんは快諾しました。それから7年という長い期間をかけて、ようやく映画が完成しました。
見た目や声優の選択にもこだわりを持ちながら作られたアニメ映画に黒柳さんは感涙し、「涙が出てしまいました。いろんなことを思い出しただけでなく、映画の中で当時の世の中やトットちゃんの学校、当時の自分が描かれていて、当時の友達のようなキャラクターも登場していました。これまで7年もかけて作ってくださったことに心からお礼申し上げます」と述べました。
この映画のテーマは戦争中でも思いやりの心を忘れずに生きる人々を描いており、現在の世の中の問題に重ねて考えることができるそうです。黒柳さんは「徹子さんが書かれた『窓ぎわのトットちゃん』には、戦争中でも思いやりの心を忘れずに生きた人々が描かれていて、その姿を映像化して、世界に届けることができれば、少しでも明るい未来につながるんじゃないかと思って企画させていただきました」と語っています。
また、主人公のトットちゃんを演じる大野りりあなちゃんは、黒柳さんと似ているところがあり、おしゃべりな性格や興味を持つことへの好奇心が共感を呼んでいます。黒柳さんも大野りりあなちゃんについて「彼女は普通あんまりいない女の子のように思います。本当に純粋で、ちょっと形容しがたいですが、こういうかわいい女の子は少ないと思います。その中のひとりが大野りりあなちゃんだと思います」と評しています。
黒柳さんの描くトットちゃんの魅力や、戦争時代に生きる人々の思いやりに触れることができるこのアニメ映画は、多くの人々に感動を与えることでしょう。是非、皆さんも劇場でその感動を体験してみてくださいね!以上、はるなでした♪(◕‿◕✿)