みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、れいなです💕今日は、ちょっと不思議で感動的な映画のお話をしたいと思います!それは、安部公房の小説を基にした映画「箱男」のこと。実は、この映画、ずっと眠っていたんです。27年も前から企画があったんだけど、大きな障害があって制作が頓挫していたんだって…でも最近、とうとう映画が公開されることになったの!その経緯をちょっとご紹介させてね♪
まず最初に、この映画の長い旅路について話しましょう!本当に驚きのストーリーで、ドキドキしちゃうよ。1997年、日本とドイツの合作映画として製作が決定したとき、すでに主演には永瀬正敏が、そして助演には佐藤浩市がキャスティングされていたんだって。でも撮影が始まる前日に、日本側の資金問題で、なんと撮影が突如中止になっちゃったの。この時、永瀬さんは役に扮するために、自宅や宿泊先で実際に箱の中に入って生活していたらしいんだけど、その心の葛藤は相当なものだったに違いないよね。俳優としての彼の思いが強かっただけに、俳優業を続けることすら数ヶ月掛かってしまったんだって…。
それからの27年間は、永瀬や監督にとって、辛い時間だったと思う。石井監督も、映画化のための努力を続けていたけれど、なかなか良いニュースが訪れなかった。2003年にはハリウッドの制作会社が権利を取得し、なんとパイロットフィルムまで完成させたそう。でもその後、実現には至らなかったという…。そうなると、ファンからは「安部公房の作品は映像化できないのかな?」なんて声も聞こえてきて、本当に切ない展開だよね(T_T)。
でも、希望は捨てられていなかった!石井監督はコギトワークスの関友彦プロデューサーに声を掛けてから、2013年頃に再スタートを切ったの。ついに2016年には原作権が戻り、再びこの作品に取り組むことになったのは、本当に粘り強い努力の賜物だよね。映画化の話を進めていくうちに、何と言っても今回の公開は安部公房の生誕100年に合わせた特別なものなの。これって偶然じゃなくて、運命的なものを感じるよね(*´ω`*)
さてさて、映画が現実のものとなっていく中で、永瀬さんだけじゃなくて、佐藤浩市や浅野忠信も参加することになったんだって。特に佐藤さん、以前の舞台挨拶で「本当は昔、共演する予定だった」とか言っていたから、この企画は彼にとっても特別なものだったんじゃないかな?この3人が顔を揃えたことで、まさに奇跡のような化学反応が生まれたと思うんだ。
そして、とうとう映画「箱男」は、ベルリン国際映画祭でワールドプレミアを迎えることが決まり、私たち日本でも繊細なストーリーと共に公開される!これって、本当に待ち望んでいた人たちにとって、嬉しいニュースだよね🎉。映画の中身も気になるけど、出演者たちの心の成長や再会の感動が数十年を超えて描かれているっていうのも、きっと観客には大きな感動を与えるはず!
みんなも、この映画を観たら「箱男」のもつ深い意味や、人とのつながりの大切さを感じることができると思うな。これからの公開が待ちきれないよね!というわけで、れいなが今日お伝えした「箱男」の話、もし興味があったらぜひ劇場に足を運んでみてね✨。絶対に心に残る作品になると思うから!それじゃあ、次回も楽しみにしていてね。