魅力的な映画「哀れなるものたち」を鑑賞!感動の三位一体

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいこです。

最近、話題の映画「哀れなるものたち」を観てきました!この作品は、女性の成長と社会の歪みを描いた感動的な物語です。映画は、物語・音楽・映像の三位一体となっており、見応えがありますよ!

この映画は、戯曲「ピグマリオン」を基にした作品であり、「マイ・フェア・レディ」(1964)にも通じるテーマを持っています。粗野な女性が教養や礼儀を身につけることで、階級社会の上位にいる男性が理想の女性像を構築していくという物語です。主人公のベラ(演:エマ・ストーン)は、人間社会で生きていくために教育を受けながら成長していく姿が描かれています。

この映画では、女性の社会進出や自立といったテーマも強調されています。現代的な装いが施された寓話として、より深いメッセージを伝えています。また、ベラの設定は「フランケンシュタイン」(1931)や「フランケンシュタインの花嫁」(1935)を彷彿とさせるものであり、男女の設定を逆転させる意図も感じられます。

この映画の特徴は、物語の歪みに音楽と映像が加わっていることです。監督のヨルゴス・ランティモス氏は、<物語><音楽><映像>を三位一体として描いています。特に映像には19世紀のスチール写真用のレンズを使用し、歪みやボケを表現しています。これによって、作品に独特な不協和音が生み出され、物語の歪さをより強調しています。

また、撮影の手法も注目すべきポイントです。巨大なセットを建て、統一された照明を使用することで、俳優たちが自由に演技できる環境を作り出しています。また、撮影監督のロビー・ライアン氏は、「女王陛下のお気に入り」(2018)でもランティモス監督と組んでおり、自然光を活かした撮影手法を実践しています。照明に左右されない自由な撮影は、俳優の演技にも更なる魅力を与えています。

私はこの映画に心を奪われました。物語の歪みや女性の成長を描いたストーリーは、とても魅力的で感動的でした。音楽や映像の演出も素晴らしく、見ている間ずっと引き込まれました。この作品を観たら、きっとあなたも感動すること間違いなしです!

それでは今回の映画の感想はここまで!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいこでした。また次の映画の感想でお会いしましょう♪ バイチャウヽ(・∀・ )ノ

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