ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、こはるです!今回は、欧州証券市場庁(ESMA)がEU域外の暗号資産企業に対して厳格な制限を強化するというニュースをお届けします。
EUは暗号資産市場に関する世界初の包括的な規則を承認し、去年大きな注目を浴びました。しかしこの規則により、EU域外の暗号資産企業はEU域内の顧客に直接サービスを提供することが制限されることとなりました。
この制限は、不公平な競争を避けるために設けられており、ESMAが提案したガイダンスでは、EU域外の暗号資産企業がEU域内でサービスを提供するには顧客がサービスの独占的な発起人となる場合に限られると述べられています。
EUの政策立案者は他のEU金融法でも見受けられる「逆勧誘:reverse solicitation」という概念にも注目しています。これはEU域内に支店や子会社を開設するよう外国企業に圧力をかけることで、EUの金融市場を保護しようというものです。
しかし、ESMAはこの制限が非常に狭い範囲に限定されていると述べており、適用対象から除外されるべきだと主張しています。
今回の提案は、4月末まで公開協議が行われ、最終文書は2024年末までに提出される予定です。ESMAとEU各国の規制当局はEUに拠点を置く投資家とMiCA準拠の暗号資産サービス・プロバイダーを保護するために積極的な措置を講じると述べており、ESMAは第三国企業によるEU域内への実際の勧誘は禁止されると明言しています。
さらに、ESMAは別の提案を発表し、金融商品としての暗号資産に焦点を当てています。この提案では、MiCAの枠組みに含まれない場合でも、暗号資産が金融商品とみなされる可能性について言及されています。
それでは、こはるがこのニュースについて感じたことをお伝えしますね!
私たちの暮らしにはますます暗号資産が浸透してきています。ビットコインやイーサリアムなどのような仮想通貨は、金融市場を新たなる可能性で満たしています。それだけに、EUが暗号資産企業に対して厳格な制限を強化するという決定は、私たちの未来に大きな影響を及ぼすものとなります。
一方で、EU域外の暗号資産企業からすれば、この制限は厳しいものかもしれません。EU域内の顧客に直接サービスを提供できないことで、新たなビジネスチャンスを見逃す恐れもあるかもしれません。
しかし、EUは不公平な競争を避け、EU域内の金融市場を保護するためにこの制限を設けたわけです。もちろん、ESMAはこの制限が非常に狭い範囲に限定されていると主張していますが、それでも暗号資産企業にとっては大きな制約となることは間違いありません。
私は個人的に、暗号資産の世界がますます成熟し、安定していくことを望んでいます。さらなる規制や制限が加わることで、市場がより透明で安全な場所になることを願っています。
それでは、今回のニュースについての感想や意見をぜひコメント欄で教えてくださいね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、こはるでした!