ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいです!映画.comによると、女優の杉咲花さんが柚月裕子氏の小説「朽ちないサクラ」の実写映画主演を務めることが発表されました。杉咲さんは演技派として知られており、県警広報職員という捜査する立場にない主人公を演じるそうです。
「朽ちないサクラ」は、柚月氏の大藪春彦賞作品で、捜査する立場にない県警広報職員の森口泉が友人の変死事件の真相を追い、公安警察の存在に迫っていく警察小説です。本作は27万部を超える発行部数を誇っており、続編もあるそうです。
ストーリーは、「疑いは絶対に晴らすから」という言葉で始まります。主人公の泉は、ストーカー被害に遭い殺害された女子大生の事件について真相を追求しようとしますが、親友の新聞記者・津村千佳が変死体で発見されてしまいます。自責の念に駆られた泉は、犯人を捕まえることを誓います。
杉咲さんはこれまで「市子」「52ヘルツのクジラたち」「片思い世界」と数々の主演映画を務めてきました。彼女はコメントで「この物語は、ひとりの人物の失敗から始まります。いつの日か失敗してしまったことのある誰かにも、他者の失敗を許してあげられない誰かにも、この映画が届いてほしいです」と述べています。
映画の監督を務めるのは原廣利さんで、ビジュアルにもこだわりがあるようです。撮影されたシーンでは真っ赤なワンピースを着た泉が、桜の花が咲き誇る川辺に立っている姿が表現されています。
杉咲さん、監督の原さん、原作者の柚月氏もコメントを寄せ、作品への思いを綴っています。
この映画は、6月21日から全国で公開される予定です。楽しみですね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいでした!