神話と織物の謎に迫るドキュメンタリー映画「倭文(しづり) 旅するカジの木」に感動!

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みなです!今日は、私が最近観た映画についてご紹介します。それは、「倭文(しづり) 旅するカジの木」というドキュメンタリー映画です。この映画は、日本神話に秘められた幻の織物と衣服の起源を探るという興味深いテーマを扱っています。

この映画では、古代の日本人たちが衣服に込めた力を探るため、映像民俗学を標榜する北村皆雄監督が5年の歳月をかけて制作しました。倭文と呼ばれる幻の織物の起源やその力の源がどこにあるのか、それを解明するために「カジの木」と呼ばれる重要な要素を探求していきます。

「カジの木」のルーツを辿る旅は、中国南部から始まり、台湾やインドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニアへと進みます。そして、日本各地に倭文の痕跡を求める中で、古代国家の謎も少しずつ解き明かされていくのです。

倭文の創造的復元に挑む現代の織物作家たちや、麿赤兒さんやコムアイさんといったアーティストたちも、この映画に出演しています。彼らが日本神話を再現するシーンは、まさに迫力満点!また、モデルの冨永愛さんが映画の語りを務め、そのナレーションも素晴らしいです。

この映画を観て、日本神話や織物の謎について深く考えさせられました。古代の人々が衣服にどんな想いを込めていたのか、その意味や力を改めて感じることができました。映像美も見応えがあり、私は一気に引き込まれました。

北村皆雄監督のスタイルは、さりげなく人類学上の発見を映画に埋め込むというもの。彼の信じる映画は、純正なものと雑多なものが混在してこそ魅力的だというんです。そのスタイルがこの映画でも見事に表現されていました。

皆さんも是非、「倭文(しづり) 旅するカジの木」を観て、日本神話と織物の謎に思いを馳せてみてください。感動と興奮が待っていますよ!

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