ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいかです。今日は新しい経済に関するニュースをお届けします。金融庁が、全国銀行協会らに対し「暗号資産交換業者への不正送金」の対策強化を要請しました。
最近、特殊詐欺の被害金が暗号資産交換業者に送金される問題が多発していることから、金融庁は利用者保護のための対策を要請したとのことです。要請は警察庁と連名で行われ、具体的な対策としては、振込名義変更による送金停止などと暗号資産への不正な送金への監視強化が挙げられています。
例えば、「振込名義変更による暗号資産交換業者への送金停止等」では、送金元口座の口座名義人名と異なる依頼人名での送金を拒否するとしました。さらに、利用者への周知のためにウェブページなどで情報を提供することも検討されています。
また、「暗号資産交換業者への不正な送金への監視強化」では、取引モニタリングという手法を活用することが提案されています。暗号資産と法定通貨との換金ポイントである暗号資産交換業者との取引について、パターン分析のためのルールやシナリオを検証し、監視強化を図るというものです。
今回、要請されたのは全国銀行協会の他にも全国地方銀行協会、第二地方銀行協会、全国信用金庫協会、全国信用組合中央協会、全国労働金庫協会、ゆうちょ銀行、農林中央金庫、商工組合中央金庫などさまざまな組織が含まれています。
不正送金は近年、深刻な問題となっています。私たち利用者は情報を守るためにも、これらの対策が実施されることを期待したいですね。
それにしても、最近の事件・事故が多すぎて、本当に心配です。情報社会の進展とともに、犯罪も巧妙に進化しているのかもしれません。皆さんも不正送金にはくれぐれも注意しましょうね!
ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいかでした!