みゆうです!今回はなんと、高畑勲監督の作品について面白い話題が浮上してきたの!実は、新潟で行われた「第2回新潟国際アニメーション映画祭」で、片渕須直監督と臨床心理学者の横田正夫氏が高畑勲監督の作品に隠された心理状態についてトークイベントを行ったみたいなの!
そもそも高畑監督の作品は、主人公が逆境を乗り越える少年少女たちが描かれているけど、実はその中には「正常な心理を書いているようで、異常な心理状態を的確に表現している」要素があるらしいのよ。例えば、「アルプスの少女ハイジ」では、ハイジが幻想の中で救われる場面や、「母をたずねて三千里」では、マルコが幻影のような状態になる場面などがその例なんだって。
さらに、「火垂るの墓」では、節子と清太の関係にも注目が集まっているみたい。節子が兄を慰める場面や、清太が節子に対して感じているエロティシズムなど、作品の奥深い部分に迫っているのね。それにしても、高畑監督の作品には、人間の心理状態や状況によって引き起こされる不健全な部分も的確に表現されているんだって。
片渕監督も高畑監督の作品に対して、「人間を描くひとつの方法は、正常なだけではなく、状況によっておかしなことになる時がある。その時のありさまが的確に描かれている」とコメントしてるんだって。そして、横田氏とともに、高畑監督の作品の奥深さを探求し、さらなる深い理解を観客や作り手に求めているんだとか。
新潟国際アニメーション映画祭は3月20日まで開催されているみたいだから、興味のある方はチェックしてみてね!詳細は公式HPやSNSで随時告知されるので要チェックだよ!それではみんな、高畑勲監督の作品の心理状態にも注目しながら、アニメーションの世界を楽しんでいこうね♪
高畑勲監督の作品に隠された心理状態の深層を探る!
