ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かおりです!今回は、新潟国際アニメーション映画祭で話題となった3作品について紹介していきます♪
まず1作目は「アダムが変わるとき」。15歳のアダムが周囲からの嫌がらせや否定的な言葉によって身体が変化する奇妙な特異性を持つストーリーです。監督のジョエル・ボードロイユは20年の経験を活かして初めての長編アニメーションを手がけました。アダムの体が他人の言葉で変化するというのは、なんとも不思議で興味深いテーマですよね。そして、結末がオープンエンディングとなっていて、観客に考えさせる余地を残す工夫も素敵ですね♪
次に「アザー・シェイプ」。四面的理想郷「スクウェア・パラダイス」を舞台に、身体を立方体のように成形する世界を描いたSF作品です。監督のディエゴ・フェリペ・グスマンはファインアートのバックグラウンドからアニメに転身し、今回が初の長編作品ということ!今敏やメビウスからの影響を受け、登場人物たちがどのように四角い人間になるのか、個々の描写にもこだわりが感じられますね。
そして最後に「スルタナの夢」。女性が国を治め、男性は家事を担当するユートピアを描いたSF小説をもとに、女性が平和な場所を求めて旅する物語です。監督のイザベル・エルゲラはインスピレーションを受けた作品で、水彩画や切り絵など様々な芸術的手法を駆使して表現しています。フェミニズムをテーマにした作品で、スタッフの多くも女性というこだわりも素敵ですね。
新潟国際アニメーション映画祭は3月20日まで開催中!興味を持った方は公式HPで詳細をチェックしてみてくださいね♪新たなアニメの世界に触れることで、きっと新しい発見があるはずです!