私が観た「感動の音楽映画」、心に響くピアノのメロディ【レビュー】

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りこです!最近観た映画のレビューをお届けします♪今回は、30年前に撮られたすごい映画、「ピアノ・レッスン」について書きたいと思います。

この映画は、なんとも言えない魅力が詰まった作品でした。30年前に撮られたとは思えないクオリティと、エロティックな要素が程よく絡み合っています。主人公エイダは口数が少なく、ピアノを通して自分の気持ちを表現します。6歳で口をきくのをやめた理由は明かされず、観客も疑問を抱かせる謎めいた設定が素晴らしいと感じました。

エイダのピアノの腕前に惹かれた男性ベインズとの関係は、一筋縄ではいかない展開を見せます。非言語的な表現や細部の描写が、物語に奥深さを与えています。特にピアノを通じた官能的なシーンは、二人の関係を象徴的に表現していて興奮させられる一方で、物議を醸す要素も含んでいます。

さらに、エイダの人生に想定外の出来事が次々と訪れ、観客を引き込んでいきます。夫によるDVの描写など、現代の視点から見ると問題視される要素もありますが、映画全体の雰囲気やメッセージには一定の理解を示すことができます。

映画のラストカットで鳴り響く音の静寂は、観客それぞれに解釈を委ねられる部分であり、深い感動を呼び起こします。エイダとベインズの関係やそれぞれの孤独が見事に描かれており、観る価値のある作品だと感じました。

「ピアノ・レッスン」は純愛や不倫といった伝統的な恋愛ドラマとは一線を画す、特異なコミュニケーション形態による発情のドラマだと私は解釈しました。普通とは異なるアプローチが新鮮であり、二人の心情や人生の孤独が胸を打つ作品です。観たことのない方にも、ぜひおすすめしたい映画ですね!

最後に、30年前に制作された映画でありながら今こそ観るべき作品である「ピアノ・レッスン」。過去の名作を未来に呼び起こす魅力に溢れた作品として、是非皆さんも楽しんでみてくださいね♪

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