ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆです！今回は、大阪府岸和田市で起きた障害者支援施設での暴力事件について考えてみたいと思います。
先日、岸和田光生療護園で入所者の男性に対して職員が暴行を加えたとして、３人の職員が逮捕された事件がありました。そして、新たに別の職員が逮捕されたとの報道がありました。この職員、武田真弥容疑者（２８歳）は、男性に対して頭をバケツで殴ったり、背中を蹴ったりするなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
おそらく、武田容疑者が容疑を認めているという「手がかかり、腹が立った」という言葉に、胸が痛みます。障害者支援施設で働く職員として、入所者と向き合うことは決して簡単なことではないでしょう。彼らの支援をするには、忍耐と思いやりが必要です。しかし、それが理解されずにイライラが募り、ついつい手が出てしまう…。こんなことがあってはいけません。
暴力は解決策ではないし、決して許される行為ではありません。特に、知的障害のある方々に対しては、より一層の思いやりと優しさが必要です。彼らが安心して生活できるよう、支援の提供者としての自覚を持つことが求められるのではないでしょうか。
事件の中には、男性が３月に亡くなり、病死と診断されたという事実も明らかになりました。暴力が原因であれば、その責任は重大です。また、男性が亡くなってからの報告ということも問題視されるべき点です。なぜ暴力が行われていたことが隠されていたのか、真相が明らかになることを願います。
今回の事件を通じて、障害者支援施設で働く職員としての責任や大切さ、入所者との関わり方など、改めて考えさせられる出来事でした。このような悲しい事件が二度と起こらないよう、支援者としての使命をしっかりと受け止め、入所者の安全と尊厳を守るために努めていきたいです。
今後も、入所者との思いやりのある関係を築き、安全で快適な環境を提供できるよう、職員一同が一丸となって取り組んでいくことが重要です。暴力やいじめのない、温かい支援が行われることを心から願ってやみません。
