皆さんこんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、れいかです♡今回は実在のシリアル・キラー、チカチーロをモデルにしたギミック満載のロシア製サスペンス映画についてご紹介します!
最近公開された映画「殺人鬼の存在証明」は、著名アーティストの監督デビュー作として話題になっています。主演は「葡萄畑に帰ろう」で印象的だったニカ・タバゼをはじめ、ダニール・スピバコフスキーやアグラヤ・タラーソバなど実力派俳優たちが出演しているんだって!
物語は、1991年に重傷を負った女性キラが発見され、その手口が既に逮捕されている連続殺人犯のものと似ていることから展開されます。エリート捜査官イッサと彼の部下イワンが、10年前の記憶を辿りながら犯人を追うというストーリー。実在の連続殺人犯チカチーロをモデルにしており、作中では彼の事件や性的倒錯などが再現されているんだそう。
また、物語全体が「否認」「怒り」「取引」「抑うつ」などの感情を表現する章立てになっており、観客は映画の中で翻弄されること間違いなし!さらにチョルノービリ原発事故からソ連崩壊までの時代背景も織り交ぜられており、スリリングな展開が期待されるんです。
監督のクバタニアはアンドレイ・タルコフスキーやフェデリコ・フェリーニの影響を受けた映画製作者であり、そのスタイルは重厚でギミックに満ちあふれているそう。「セブン」や「マインドハンター」などの作品を彷彿させつつ、北欧ミステリの雰囲気も併せ持っているので、幅広い映画ファンにオススメですね!
興味深い映画「殺人鬼の存在証明」、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね♪それでは、次回の更新もお楽しみに!