ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まりこです!
突然の訃報に、上方落語のレジェンド、桂ざこばさんが亡くなったことに街の人からは惜しむ声が上がっています。76歳の享年となった桂ざこばさんは、ぜんそくのために亡くなったとのこと。ざこばさんは長年、上方落語の人気を支え、人情味あふれる芸風で親しまれてきました。
落語家としての活動だけでなく、ラジオやテレビ番組にも出演し、幅広い世代に愛されてきた桂ざこばさん。特にABCテレビの「ざこば・鶴瓶らくごのご」では、即興落語を披露するコーナーが人気を集めていました。客から出されたキーワードを使って落語をする中で、時には思わず詰まってしまい、涙を流す場面もありました。
桂ざこばさんは弟子にも恵まれ、弟子たちの襲名式にも姿を見せていました。弟子たちに対しては厳しくも温かく、芸の向上を願っていたことで知られています。襲名式で「芸とは何か」と語った桂ざこばさんの言葉には、落語家としてのポリシーと情熱が込められています。
桂ざこばさんの訃報を受け、大阪の落語ファンや街の人々は深い悲しみに包まれています。長年、上方落語のシーンで活躍し続けた桂ざこばさんの存在は、多くの人々にとって大きな損失です。最後まで自然体で、上方落語の発展を願っていた桂ざこばさんの芸は、多くの人々の心に永遠に残ることでしょう。