映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の感想:死と向き合うことで見える生の美しさ

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こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みさです🎀

最近、素敵な映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を観たので、その感想をシェアしちゃうね!以前から気になっていたペドロ・アルモドバル監督の作品ということもあって、ちょっとドキドキしながらも映画館に足を運んだわけなんだけど、想像以上に心に響く内容だったの。

この映画は、がんに冒された友人、マーサとの再会を果たすイングリッドを描いているの。二人は以前、ニューヨークでアートな日々を共にした仲間。けれど、何故か音信不通だったのが、マーサががんと闘っているという知らせを受けて再び繋がるの。そんな状況だからこそ、再会した時の感情は特別だよね。

また、マーサは自らの人生の終わりを自分で選ぶ決意をするの。でもその選択があってこそ、イングリッドは逆に生きることの大切さに気づいていくんだよね。なんていうか、マーサの生き様がイングリッドに何かを教えている感じがして、観ながら私も感情移入しちゃった!見知らぬ土地での最後の旅というテーマで、ドキュメンタリーみたいにリアルで、グッとくるものがあったよ。

この映画の良さは、ただ暗い話じゃなく、冬の青空のような清々しさがあるところ。時には悲しみや痛みを抱えていながらも、彼女たちの時間には純粋さが満ちていて、澄んだ空気を感じられるの。だからこそ、観終わった後はなんだか心が洗われた気持ちになったのは確か。

それに、アルモドバル監督の色彩感覚も見逃せないよ!映画全体がポップでカラフルで、暗くなりがちなテーマにも関わらず、アクセントがあって心が癒される。お部屋のインテリアをイメージさせるような美しい演出で、これまたアート好きな私にはたまらないの。

また、主演のティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアのコンビネーションも完璧!彼女たちの演技は、凛としたエネルギーがあって、静かな強さを感じるの。特に、スウィントンの表情が本当に素晴らしくて、思わず彼女の気持ちに寄り添ってしまうような感情に包まれたよ。仲間のために力強さを見せる彼女の姿に、私も勇気をもらった気がしたなぁ。

舞台はヴェネチア国際映画祭金獅子賞も受賞しているだけあって、実に深いテーマが扱われているのに、見る人を決して後ろ向きにはさせない。むしろ、死という避けて通れないテーマを通じて、より一層生きる意味を考えさせられるの。私たちも、一瞬一瞬を大切に生きていきたいって強く感じたよ。

そんなこんなで、映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は、感情を揺さぶられると同時に、生きることの素晴らしさを再確認させてくれる作品だった。まだ観ていない方は、是非とも映画館でその感動を体験してみてほしいな♪

それじゃ、また次回のブログでお会いしましょう!みんなも素敵な映画ライフを楽しんでね!

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