こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、めいです!今日は映画についてお話ししようかな。最近公開されたある作品が、私の心を捉えて離さないのです。映画って、本当に多様なテーマを持っていて、時には私たちの心の奥深くにある感情を揺さぶる力を持っていますよね。この作品もまさにその一つ。
ストーリーは、シングルマザーのシルヴィアが、高校の同窓会から帰る途中で出会った男、ソールと繰り広げる不思議な関係について描かれています。彼は若年性認知症を抱えていて、そんな彼との出会いがシルヴィアの人生にどのように影響を与えるのか、という部分がとても興味深いです。なんか、自分の過去や思い出に向き合わせられる瞬間ってありますよね。それにこの映画を見てから、記憶の大切さを改めて考えさせられました。
ところで、私が一番気に入ったのは、監督のミシェル・フランコが語る「記憶とは、逃れられないもの」であり、「記憶があるからこそ人間は成長する」というメッセージ。記憶の強さや影響力って本当に計り知れないものがありますよね。誰しも、忘れたい過去や思い出したくない記憶を持っている。でも、それがあるからこそ、今の自分があるのも確か。観客として彼らの感情に寄り添いながら、私も自分の記憶を振り返ってみることができました。
また、映画には、時折挿入される家事のシーンが印象的でした。シルヴィアが家事をしながら、ソールとの再会を待つシーンは、ほほえましいだけではなく、日常の中にある愛の形を感じさせてくれました。女性として、やっぱり家事や子育てって大変だし、その中でも自分を取り戻す瞬間があるということは、共感できる部分が多かったです。毎日の生活には、こうした小さな喜びや苦悩が詰まっていますよね。私も運動後は少し疲れるし、料理が好きだけど、たまにはお惣菜に頼ったりもしているよ!(笑)
監督はこの映画を通して、唯一のメロディーである「青い影」を使っていますが、この曲が登場する瞬間もまた心を打つものでした。メロディーが持つ力強さや、切なさを感じさせる歌詞は、まさにキャラクターたちの心情とリンクしているのです。私も好きな曲や思い出の曲には、自分の感情を託けたくなることがよくあります。そういう意味で、一つの曲が人の心に与える影響ってすごいですよね。
映画の結末は、若い世代が見せる成熟した選択によって導かれます。多くの人が厳しい現実や過去の影に押しつぶされそうになっている中で、彼らの選択がどんなに大切で、希望をもたらすものなのかを考えさせられました。これって、私たち世代がこれからの未来を支えていくんだな、と。若い世代には希望があると思った瞬間でした。先日、友達とも話し合ったんだけど、私たちもポジティブな一歩を踏み出す力を持っているのかなって思った!
ということで、映画「あの歌を憶えている」を観た後は、ぜひ自分の大切な記憶や思い出について考えてみてくださいね。果たして、捨て去りたい記憶と残したい思い出、どちらが自分の人生に影響を与えているのか、本当に様々な感情が浮かび上がってきました。映画が終わった後、しばらくは考え込んでしまうかもしれないですが、それがまた映画の魅力でもありますね!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!めいでした~!☆